プロフィール
概要
秘境で育ったブノワの息子。
父と同じく、無愛想で強面な顔つきだが優しく臆病な性格であり弱い自分を変えたいと思っている。感情を顔に出すことが苦手で他人からはいつも怒っていると勘違いされてしまう。
かわいいものが好きで、フォレオが着ている服やグレイがお菓子作りに使う動物の型抜きに興味を持ったりしている。だが、本人はこういった趣向が似合わないと思っている。
一方、お化けや虫といったものは大の苦手。恐怖のあまり立ったまま気絶することがある。この臆病な面は後述のスキルにも反映されている。母親によると幼い頃は虫がでるたびに泣きつき、寝るときはいつもぬいぐるみを抱いていたという。
そのためそういった感情が気薄なキヌやルッツには振り回されている。
ブノワからはイグニスの臆病な性格で厳しい世の中を渡っていけるのか心配されているが、イグニスは小心者の父が過酷な世界を生きてこれたのだから自分も生きていけると自信を持っており、そんなブノワの息子であることを誇りに思っている。
幼い頃に父からもらったお守りを自分に勇気を与えてくれる存在として今も大事にしている。イグニスもブノワ同様お守りを自作しており、母親に安全を願ってお守りをプレゼントしたりしている。
農村育ちの父と比べると、ストイックな武人への憧れが強く強い戦士であることにこだわっている部分がある。一方で、自分の役目は戦場で仲間を守ることであり、自分の代わりなどいくらでもいると考えている節がある。イグニス自身は自分のことを過小評価しているが、戦場では常に最前線に立ち己の身で人々を守るため、ジークベルトからは戦士の鑑、ルッツからは物語に出てくる英雄みたいと評されている。
ユニット性能
初期兵種は父親同様アーマーナイト。
能力傾向は母親によってある程度変化するが、イグニス自身は幸運の伸びが良い。
また他の能力の伸びもかなり良い方ではあるものの、速さは(父親ほどではないが)やや不安な数値であり魔力は伸びない。
どちらかと言うとブノワとエルフィを足して2で割り、幸運を伸びやすく技を伸びにくくしたような性能である。
専用スキルは「臆病」。
攻陣または防陣の前衛である場合受けるダメージが-2されるが、代わりにそれ以外だと逆に受けるダメージが+2されてしまう。
その為、必然的に攻陣・防陣を意識して配置する事になる。
攻陣狙いだと移動が制限されたステージでは十二分な活躍を見せられるが、進撃戦や開けた場所での戦闘ではアーマーナイト系統の足の遅さに悩まされる羽目になってしまう。あと孤立すると弱い。
(にも関わらす彼を仲間にする外伝では初期配置から大きく離れている為子世代マップの中では難易度が高い)
確実に活かすのならば防陣を組んで配置してしまうのが手っ取り早いだろう。
余談
イグニスの声は暗夜王国の軍師であるマクベスと同じ声優である。