CV:安元洋貴
人物像
異世界「アルテア界」の最高司令官。
アルテア界を復興するために、「聖戦」と称してアマタ達の世界の侵略を行っている。
また、アクエリオンの存在を知っており、その力を危惧している。
だが、ただでさえアルテア界の生命維持システムに近いシステム「アイアンシー」の不具合で頭を抱えているうえに、時折暴走するカグラや、何を考えているのかわからないミカゲに振り回されて相当苦労している。
また、ジンに対してミカゲが独断で制裁を加え殺してしまったことにショックを受け、そして怒っており、ジンの遺影を前に「俺を・・・、アルテアを許すな。」と述懐した。
もう一つの顔
彼のもう一つの顔。
それはアマタ・ソラの父親である。
かつて地球に調査のために来た際にアリシアの別荘の近くに不時着し、そこで女優時代のアリシアに助けられ、しばらくの間一緒に行動していた。
アリシアが真実のイヴの可能性があるということに気づく以上に彼女に心惹かれ、帰還後も彼女のことを上層部に伏せていたが、ミカゲにはばれていたらしく数年後にアリシアをアルテア界へ連れて行くこととなってしまった。(尤も、アリシア本人は「あなたの愛した世界が救えるなら」と快諾していたが・・・。)
彼女との愛のためにアルテア界を裏切りかけた過去があることから、ミコノを世界を敵に回してでも渡さないという意気込みを見せるカグラのことを嗤うことはできないと言っていた。
最期
ゼシカの体を乗っ取ったミカゲがソーラーアクエリオンのビーム砲をアリシアが安置されている建物に向けて発砲し、建物が破壊されるのを見て我を忘れてアリシアのもとに向かおうと背を向けたところをミカゲに唆されたカグラの「創聖の無限拳」の直撃を受け、せめてもの一撃とアルテアキャノンを発射し、ソーラーアクエリオンの合体を解除させるも墜落。
アマタに助けられるもアイアンシーがイヴの呪いの元凶であることを思い知り、自分のしてきたことがすべて無意味だったと落胆し力尽きるも、その最期の瞬間にアリシアの魂に無意味ではないと慰められ、アリシアとともにアマタに全てを託しあの世へ旅立った。
幾度となく愛、立場、部下、世界など様々なものの板挟みとなり苦労が絶えなかった彼は、アリシアとともに旅立つことでようやく安息を得ることができた。