「イヌピー君もついてきてくれませんか?」
「オレがオマエを選んだんだぜ」
概要
『東京卍リベンジャーズ』の乾青宗(通称イヌピー)×花垣武道のカップリング。
初対面は原作9巻第71話(未来)、及び同巻第78話(過去)。
元々はそれぞれ黒龍と東京卍會に所属し敵対していたが、紆余曲折を経て現在は十一代目黒龍の総長と副総長、及び東京卍會壱番隊隊長と壱番隊隊員の関係。立場の変化と共に乾の武道への感情も大きく変化しており、初期(9~13巻)の剥き出しのナイフのような狂犬ぶりと16巻以降の武道への懐きっぷりの強烈なギャップがこのCPの魅力の1つである。
聖夜決戦で柴大寿に立ち向かう武道に初代黒龍総長・佐野真一郎の面影を見たことで武道を黒龍の十一代目総長に指名し、同時に武道率いる東京卍會壱番隊の傘下に入る(13巻第111話)。あまりにも唐突な鞍替えに武道と千冬は「100%裏がある」と警戒していたが、特にそんなことはなく純粋に武道の人柄を認めた上での判断だったことが後に判明する(17巻第144話)。
更に天竺編で乾・九井・武道の3人が拉致された事件で、どんな劣勢の中でも敵に立ち向かって行く武道の姿に改めて真一郎の面影を重ね、以降は人が変わったように武道に心を開いている(16巻)。武道もこの事件をきっかけに、乾(と九井)の認識をそれまでの「救いようのねぇクソヤロー(※)」から「いい奴」「オレの仲間」に改めている。(※黒龍編の乾・九井の言動を見ると妥当な評価である)
他の東卍メンバーと比べると付き合いが浅く、また元々敵同士だったことに加え歳の差もあることから千冬や溝中4人衆に見せるような気安さはないが、拉致事件以降はそれなりの信頼関係がある。特に乾の武道への信頼は非常に篤く、関東事変で親友の九井に天竺に乗り換えるよう誘われた時も「オレは花垣に命を預けた」と断っている。一方、武道も新チームを結成する際に、千冬・八戒に次いで3人目のメンバーとして乾を勧誘した。尚、案の定乾は2つ返事で承諾している(→当記事冒頭の台詞)。
年齢は乾が武道の2学年上で身長差は12cm。お互いを「花垣」「イヌピー君」と呼ぶ。