概要
その歴史はハーレーダビッドソンより長く、アメリカ最古のブランドである。
歴史
1901年、2人のアメリカ人がヘンディー・マニュファクチュアリング・カンパニーを設立。
これがインディアンの起源である。
1923年にインディアン・モトサイクルに社名を変更。
当時はレース活動に積極的で、マン島TTなどで軒並み好成績を収めていた。
1927年には、アメリカンとしては現在まで珍しい直列4気筒エンジンのモデルも開発するなど、高性能化に熱心であった。
日本でも、戦前は警察に配備された実績を持ち、イメージカラーの緋色をそのまま採用したことから「赤バイ」と呼ばれていた。
これが警察用バイクの第一号であり、白バイの先祖となった。
戦後はハーレーの勢いに競り負ける形で低迷し、1959年に会社は解散。
以降、第三者による復活と倒産を繰り返しており、この時期のインディアンの存在や扱いは不明瞭である。
2006年に、インディアン・モーターサイクルとして復活。
ブランド力はハーレーに及ばないものの、現在に至るまで生産を継続している。
日本にも正規代理店があり、新車の購入が可能。