『進撃の巨人』のナナバとハンジ・ゾエのカップリングについてはナナハン(進撃の巨人)を参照。
概要
排気量750ccのオートバイ。狭義には、ホンダが1969年に発売したCB750Fourのことを指す。百の位の「7」と、50が100の半分であることから「ハン」で、合わせて「ナナハン」と呼んだ。
同車は日本の大型オートバイ技術が世界に認められたという歴史的商品であり、一大ムーブメントを巻き起こして、同車やオートバイとは無関係な商品にも「ナナハン」の名がつけられることになった。
しかし「これ以上の排気量アップによる高性能化は危険」と各メーカーが判断した結果、国内でのラインナップはこの排気量を自主規制で上限とした。
たとえばカワサキのZ1は900cc、スズキのカタナは1100ccであったが、この自主規制により、国内仕様はわざわざ750ccにダウンサイズして発売していたのである(逆輸入という形で海外仕様を購入することは可能だった)。
この自主規制は1990年に撤廃されたものの、以降も伝統的に750ccを採用する車種は多数存在した。
2011年までは大型自動二輪の教習車に750ccが指定されており、教習生時代に750cc(特にCB750)にお世話になったライダーは多い。
こうした事情から、自主規制撤廃以前はナナハンは憧れの高性能車・フラグシップモデルの代名詞であり、ナナハンバイクを所有することは日本のライダーにとっての一つの到達点でありステイタスとみなされていた。
なお、84年以降のTTF-1とスーパーバイク世界選手権は2002年まで2気筒との性能調整の都合上、「4気筒は750cc」というレギュレーションであり、その後もアメリカのアマチュアレースでは750ccが好んで使われていたことからも分かる通り、750ccという規格自体は必ずしも日本独自のものではないということには留意されたい。
ピクシブでの検索事情
カップリング作品を避け大型二輪のナナハンのイラストに搾って検索したい場合はマイナス検索を使う必要がある。ただしそうすると部分一致検索になり「斜め77度の並びで泣く泣く嘶くナナハン7台難なく並べて長眺め」という別のタグが結果に入ってきてもしまうので、「ナナハン -進撃 -ナナバ -ハンジ -難なく並べて」とでもすると比較的良い結果になる(それでも完全にとはいかないが)。
関連タグ
バイク 大型自動二輪 オートバイ イレブン パパサン ロクハン 750ライダー
- 斜め77度の並びで泣く泣く嘶くナナハン7台難なく並べて長眺め:物語シリーズの作中にて阿良々木暦がブラック羽川に言わせた早口言葉。前述の通り「ナナハン」を部分一致で検索するとこのタグもヒットする。
- もしかして、ヨハンナ(ペルソナ)