概要
CV:緒方恵美
セフィーロの柱をめぐる外部3国のひとつ、オートザムの戦艦NSXの艦長にして最高責任者。
ランティスとも交流があり友人の様な関係になっている。
セフィーロの柱制度の解明をするためにセフィーロに侵攻している。
普段は穏やかで優しい性格で、戦闘や戦術になると冷静沈着な性格が表れるが、普段の性格はしっかり根にある。
戦闘は光に匹敵するほどの強さを持っている。
ある意味、光とイーグルは似ている。
彼、およびオートザムの進攻には彼の祖国が抱える問題が関わっている。オートザムは精神エネルギーを活用する技術で発展したものの、発展しすぎたオートザムはそれで支えられなくなりそこでセフィーロの柱に目をつけ、セフィーロへの進行を決定した(ちなみに漫画原作では環境汚染による大気の問題で進攻。また、イーグルはオートザムの大統領の令息でもある。友であるランティスの故郷であるのを承知で父に進攻を提言したと不可解な言動も見せている)。
名前の由来はアメリカのクライスラー傘下のブランド、イーグルとそこで生産されたセダン「ビジョン」。
搭乗機
FTO
オートザムが開発したファイターメカと呼ばれる戦闘ロボット。イーグル自身も開発に関わった彼の専用機。NSXの艦載機で、同様に精神エネルギーで稼動する。
これまでランティス以外には負けたことのないという戦果を上げている。
武装はクローハンドからのバルカン砲や袖口からのビームソードなど。
名前の元ネタは三菱自動車が1994年10月から2000年12月まで生産していた『FTO』より。
メディアミックスでの活躍
OVA版
アニメ・原作とも世界観が繋がらない独自設定で、セフィーロが地球側に攻め込むという人間関係が逆転している作品であり、なんとエメロード姫の弟でありラスボスとして登場する。和解した際に「エメロードが忌み嫌った影」と言っている。
スーパーロボット大戦シリーズ
『T』で初登場。
本作ではアニメ版第一部を再現しているが、オートザムが第一部の時系列の時期に進攻しているというゲームオリジナルの前倒し展開となっている。しかしショットの計略で開かれたオーラロードに巻き込まれる形で地球に転移、行きあてがなかったところをUNDに拾われ再び敵対するも光の説得で離脱し自軍入りする。そのため、原作を考えると早い時期から味方になる。
ゲームでは戦艦であるNSXのイーグルがメインパイロットで副官のジェオがサブ、イーグルをFTOで出撃させた場合はジェオが代わりにメインとなるという仕様になっている。
関連イラスト
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ネタバレ注意
周囲の人間(ランティス含む)には秘密にしているが、実は病で余命いくばくもない状態であった。
なおアニメ・原作によって彼の末路がそれぞれ違っている。
アニメだと終盤、柱の証(エメロード姫の王冠、柱になった人物によって形状を変化させる)の安置している部屋に光と同時に入ったことで形状変化を開始、光とイーグルが最終候補になる。
イーグルはもしも自分が『柱』に選ばれればセフィーロのために祈り続けることを約束し、その代わりに『柱』システム解明のためにオートザムの研究者をセフィーロに派遣することを許可してほしいとの提案をセフィーロ側にもちかける。これをクレフが受け入れたため、最終的に両国は休戦、しかしノヴァにランティスがさらわれてしまう。魔神レガリアとの最終決戦にてレガリアに取り込まれたランティスを捨て身の覚悟で救出するも、デボネアによってとどめを刺され、壮絶な戦死を遂げる。
原作漫画では、三国の面々と魔法騎士及びその関係者がセフィーロ上空に集結した時に創造神としての正体を表したモコナが自身の口内に隠した『柱の道』を通して光とイーグルを彼らの乗機ごと時の止まった地球へ送り、光とイーグル2人の最終決戦となる。そこで自身の病と覚悟(セフィーロの住人を他国へ移し、自身もろともこの国を眠りにつかせる)を語るのだが、エメロード姫の悲劇を知る光はそれを真っ向から否定、それが決め手となり、次の柱は光になる。
だが柱の道では失格者は消滅してしまうという仕組みであり、イーグルも生還させようとして両者は消滅の危機に陥る。しかし魔法騎士らとの旅で心動かされたモコナの力で海と風、彼女らの魔神らが駆けつけ、魔神らを合体させて窮地を脱出、イーグルも一命を取り留める。
その後は昏睡に近い状態になって、以降はセフィーロで療養中(徐々に回復しつつある)となる。