「どこか危険な所に行く事があったら教えてね?」
→もしかしてエイミー(ガーディアンテイルズ)
概要
ダンジョン王国の遺品狩りの少女。
遺品を収納する為の巨大なバックパックを背負っており、ダンジョンで死亡した勇者の遺品を回収してそれを売却して稼いでいる少女。遺品補完や配達等のサービスを1000ゴールドで承っている。本来遺品狩りはダンジョンに挑む勇者達と関係は悪いのだが、クレイグには今まで何度も助けて貰った事があり特別な関係を持っている。一人称は「僕」で、他人には基本的に少年のような乱暴な口調で喋るが、恩人であるクレイグとは素の女口調で話している事が多い。そのコロコロ変わる口調から、勇者レース内の某動画サイト風のコメントでは「ベリウッド級の演技力」と称された。小柄な体格を利用し、ダンジョン内では身を潜めて危険を回避しており「危険な仕事だが、稼ぎが良い為盗掘は辞められない」と語る。尚彼女は一応成人済みではあるが、作中ではガキと言われる場面が多々あり、短編「メイリルのクリスマス」でも、雪だるまを作っているクレイグが「エイリーなら喜びそうだな」と発言している等、年齢より幼く描かれている傾向にある。
彼女はレアリティの低い英雄な為、固有の立ち絵が存在しない。それ故にpixivでの彼女のイラストは、ドット絵から読み取った情報を元に描かれており、描く人によって服装も異なる事が多い。(一応クレイグの立ち絵の背景には、彼女らしきデフォルメキャラが写っている。)
戦闘面
ストーリー上で彼女が同行する際は、戦闘に入ると戦闘エリア外に避難し主人公達が戦っている場面を傍観する。普通ステージでは味方も敵も応援する等、遺品狩りとしての本能が現れた言動を取る。悪夢ステージでは普通ステージで主人公達にお世話になった事や、クレイグが同行している事もあり、おとなしくじっと(少し震えながら)傍観している。
英雄としてのエイリーは遠距離攻撃よりのサポーターで、バスケットを装備できる。通常攻撃はポーション投げ。
動向
ダンジョン王国
普通ステージ
5年に一度現れる大悪魔を討伐する、第1528回勇者レースにクレイグとは別行動で参加する。その道中で遺品を狩るタイミングを狙い、別の参加者の後をつけていた為その参加者達に暴行を受ける事となる。その場に主人公達が居合わせ事なきを得るが、本人は「治療費が浮いた」程度にしか考えておらず更には主人公達に遺品狩り宣言をする等全く懲りていない様子を見せる。その後、主人公達に同行しダンジョンの奥にいるクレイグと合流してからは今度お礼に奢る事を主人公に約束し、クレイグと共にダンジョンの深部を目指すのだった。
悪夢ステージ
クレイグが大悪魔を倒したものの、ハルバルの嘘情報によりハルバルが優勝した事になり幕を閉じた第1528回勇者レースの後の話。彼女は真実を知ってもらう為に、撮影していた「クレイグが大悪魔を倒す瞬間を収めた動画」を公開するが、ハルバルが合成動画・デマだと主張し逆に民衆はそれを信じてしまう事になる。それ以来彼女は悪質な嫌がらせを受けるようになり、しまいには住所が特定されて自宅のドアを激しく叩かれる等の脅迫行為も発生、その為街の中での行動を控えるハメになった。だがそんな中大悪魔が復活し、主人公と共に世界を救う旅に同行していたクレイグがそれを聞きつけて、ダンジョン王国に戻って来るのだった。
記録されていない世界
ワールド10 悪夢ステージ
失踪した主人公を探すべくダンジョン王国を訪れたちび姫とエイリーは出会う(これがストーリーにおけるエイリーとちび姫の初対面となる)。そして騎士から姫が「キラキラする黄色いもの」を好む事を聞いていたエイリーは主人公としていた奢りの約束をチャラにする事を条件に、持っていたスターピースをちび姫に渡してくれる。
ワールド11 悪夢ステージ
インヴェーダーの大規模侵攻が開始されてから10年後の浮遊城、多くの仲間達が命を落としている中、エイリーはレジスタンスでクレイグと共に生き延びていた。ダークメイガスとの決戦時は激戦の為キャンプで動けずにいたが、ダークメイガスの討伐後は再び外に出て遺品狩りの活動を再会。ただし10年前のような金稼ぎ目的ではなく、レジスタンスの物資を補充するため力尽きたインヴェーダーから人間が奪われたもの等を回収している。そんなエイリーは寝る間も惜しみ回収作業に没頭しており「外で自分の仕事ができる事が楽しい」と語っている。それ故にクレイグからは心配されている。
昇格(クレイグ)
英雄昇格エピソードで浮遊城の主席教官になったクレイグ。そんな彼の姿を見てエイリーは、クレイグの夢の実現に貢献する為に遺品狩りの仕事を辞めて大企業カマゾンに入社した。エイリーは「カマゾンの67の問題点」というレポートを作成し、問題解決を望むのであれば自分を採用すべきだとカスタマーサポートに要求を投げつけた。その逸話はカマゾンへの就職を望む就活生の間で伝説となっているという。この不敵な方法でカマゾンの社員となったエイリーは、大言に恥じない活躍でスピード出世をしカマゾン浮遊城支部の支部長となっている。
その他
世界探索
SRPG風のバトルが楽しめるコンテンツ「世界探索」でも登場。その際に「クレイグのおっさんは元気?」と尋ねてくる為、クレイグとはしばらく別行動をしていたと思われる。最も暗きダンジョンで拾ったとされるアイテムを、アルヴへイムと呼ばれる場所の老人に売りに行く為にガーディアンに護衛を依頼する。
関連イラスト
関連タグ
リリルカ・アーデ…「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の登場人物。韓国のサイトではエイリーは彼女のパロディキャラクターではないかと推測されている。