エドモンド・デュクロ
えどもんどでゅくろ
「とりあえず、上を見ておこうかな、って」
CV:中田譲治
TVシリーズ本編でも登場した元地球連合軍少佐。本編Aパートにおける実質的な主人公でもある。
在軍時は戦車小隊指揮官としてMSが主流となった過去の大戦でも勇猛を馳せ、「伝説の鬼車長」の異名を持つ。戦争終結と同時に天下りした事から、彼を知る者や戦車乗りの間ではちょっとした伝説の人として扱われている。
退役後はD.S.S.Dへ転職。また、大戦中で同じく職員であった姉夫婦の遺児ソル・リューネ・ランジュの養父となる。現在は保安部副部長を務めている。
同僚のセレーネ・マクグリフに内心惹かれているが、ソルやセレーネにはバレバレであった。
責任感が強い上に面倒見が良い性格でセレーネの愚痴にもよく付き合っていた。
また、その面倒見のよさ故に余計な事にまで首を突っ込んでしまう為、姉夫婦の息子ソルが孤児になった時も、自ら引き取って育てることを申し出ている。
ナチュラルでありながらもコーディネーターに対する差別意識は殆ど無く、回想での試験に関する会話では「コーディネーターで2年かかるならナチュラルのオレは6年かければいい」と前向きな姿勢を見せ、コーディネーターであったソルとセレーネとの仲も良好であった。
作中ではユニウスセブン落下の最中、セレーネ達と共にシャトル打ち上げ場へ行く予定であったが、テロリスト達が操縦するジンの襲撃を目の当たりにし、一人地上へ留まる事を選択。セレーネと別れる事となる。
向かう途中に再会した元部下レイエス軍曹が乗るリニアガン・タンクに搭乗して迎撃する。
ジンの襲撃により指揮系統の混乱の中、未だ衰えない指揮能力でジンの撃破に成功するものの、足場の悪さにより自身も直撃を受け、セレーネ達が乗ったシャトルを見届けた同時に息を引き取っている。
公式扱いとなっている漫画版に追加されたエピローグでは、生還したレイエスがセレーネ達と共にエドモンドの墓参りへ赴いている。