エリキ
えりき
1994年7月18日生まれ。
2004年に10歳でゴイアスECの下部組織に入団。2013年2月にコパ・サンパウロ・ジ・フチボウ・ジュニオールで活躍しトップチームに昇格。
2013年3月7日に2016年12月まで契約を更新。同月27日のカンピオナート・ゴイアーノでダヴィドと交代で出場し選手初出場。7月7日にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでスターティングメンバーに名を連ねて全国選手権初出場。しかし両リーグともに出場機会が多いとは言えなかった。
2014年2月26日にプロ初得点。アラウージョ、リチェーリといったベテランから序列を追い抜いた。同年は5月4日に全国1部初出場。その後サントスFC戦で得点をあげたのを皮切りに[7]、8月31日にハットトリック、ECバイーアとアソシアソン・シャペコエンセ・ジ・フチボウからも2点ずつを奪った。12得点で全国選手権を終え、同年の新人賞を獲得した。
移籍の噂も根強かったが、残留した。カンピオナート・ゴイアーノでは2得点。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは26試合10得点を記録した。
スュペル・リグのフェネルバフチェSKからの興味が報じられていたが、2015年12月23日に5年契約でSEパルメイラスに加入。彼の所有権の60%を300万ユーロで買い取っての移籍であった。
1月19日にカンピオナート・パウリスタでガブリエル・ジェズスに代わって出場し初出場。控えが定位置であったのもあり、得点には貢献できなかった。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは5月29日が移籍後の初陣となり、ガブリエル・ジェズスに代わって途中出場した。7月4日に初得点。
2017年12月14日にアトレチコ・ミネイロが1年のレンタル移籍での加入を発表した。
2019年8月5日に横浜F・マリノスが期限付き移籍での加入を発表した。8月24日、リーグ第24節の名古屋グランパス戦ではバイシクルシュートで来日初ゴールを記録。このゴールは海外メディアからも「教科書のよう」などと報じられた。途中加入ながらもリーグ戦で12試合8得点を記録し、15年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
2020年、期限付き移籍期間を延長して残留。リーグ戦でチーム1位タイの13得点を挙げた。
2021年1月13日、期限付き移籍期間が満了したことを発表した。
2021年2月25日、中国スーパーリーグ・長春亜泰への完全移籍が発表された。背番号は「11」番。
2022年は26試合出場で8得点9アシストと活躍を見せた。
2023年1月1日、J2のFC町田ゼルビアへの完全移籍加入が発表された。3年ぶりのJリーグ復帰となる。31節の清水との対戦で負傷離脱を強いられ、その後は出場が無かったが、その穴を藤尾翔太が埋めてチームは大きく成績を落とすことはなかった。30試合で18得点を決めるなど、チームのJ1昇格に貢献した。J2のMVPを受賞した。