エリック・サティ
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えりっくさてぃ
エリック・アルフレッド・レスリ・サティとは、フランスの作曲家。
1866年5月17日、第二帝政時代のフランス・オンフルールに生まれる。
1870年に父が海運業を辞めパリに移住。幼少よりパリとオンフルールを往復する生活を送る。
1872年に母が死去し、オンフルールで暮らす父方の祖父母に預けられる。
パリ音楽院に在学中、ピアノ小品『アレグロ』を作曲するが、指導教授から「才能がない」と否定され1885年に除籍。
その後『ジムノペディ』、『オジーヴ』、『グノシエンヌ』などを発表する。
1887年にモンマルトルに移住。カフェ・コンセール「黒猫」に集う芸術家のひとりとなり、フランシス・プーランク、クロード・ドビュッシー、ジャン・コクトー、パブロ・ピカソらと交流。いくつかの声楽曲を手掛けた。『ジュ・トゥ・ヴー』はこの時期の作品である。
同一音形を繰り返す手法を用いた『ヴェクサシオン』、『家具の音楽』なども書いた。
『家具の音楽』は自身の作品の傾向の総称としても挙げており、酒場で演奏する室内楽として客の邪魔にならないような演奏を重要視した。
『官僚的なソナチネ』『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』『冷たい小品』『梨の形をした3つの小品』『胎児の干物』『裸の子供たち』など奇妙な題名の作品も多い。
1898年にはパリ南部近郊のアルクイユに移住。フランス社会党に党籍を置くが、フランス共産党が結成されると移籍した。
晩年は肝硬変を患い、1925年7月1日に死去。享年59。
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