概要
CV:檀臣幸
初代のSDガンダムGGENERATIONより登場しているキャラクター。
いい具合に肩の力の抜けたベテランらしいキャラクター。最近の作品ではブリッジ要員として操舵手の初期キャラクターとして配置されている。
キャラクターの特徴としては、「高い初期能力」で戦うキャラクターの代表的存在。
初期能力値は並み居るエース・パイロットクラスに設定される作品も多いが、成長率が非常に悪いためステージが進むほど他のキャラクターに追い抜かれていき、最終的には平凡なステータスに落ち着く形となる。
『早熟型』扱いが多いが、序盤から中半まで成長率が良かったためしは無いので、Gジェネにおける早熟タイプの定義には当てはまらないキャラクターである。いわば高初期値型(後に彼のような成長タイプは公式では『完熟型』、俗称『老いぼれ型』と呼ばれるようになる)。
ただし、優秀な初期値を活かして序盤を乗り切るために活用される作品も多い。序盤がキツイ作品などではお世話になる場面も多いだろう。特にFではパイロットとして育成した場合の成長ボーナスも余さずに得れば、他の主軸キャラに見劣りはまずない。
CVが設定され始めたZERO~FではCV無しのキャラクターだったが、NEOに継続して登場した際にCVが設定された。ガンダムシリーズではクロノクル・アシャー役の檀臣幸氏が継続して演じており、逝去して以降もライブラリ出演でキャスト変更は発生していない。
能力
初代〜F
全く成長しない(成長ボーナス抜きだとどの能力もカンストまでに3しか上がらない)ものの、初期能力の時点で下手なキャラのレベルカンスト時並の戦闘能力を持つ。潜在NTLも中々高く、指揮値は最初から最後までトップクラス。そのため、全キャラが育ち切った後でも指揮官やパイロットとして最優秀な人材の1人であり、十二分に活躍が期待できる。
NEO〜SEED
能力傾向はそのままだが、最高レベルの引き上げによって成長率の重要度が上がり、全く成長しないエルンストは相対的に弱体化。
しかし、初期能力は相変わらず他の追随を許さない高能力であり、更にNEO・SEEDともに最序盤から確定で使用可能な初期メンバーであるため、特に難易度の高いNEOはエルンストが最も輝いている作品と評価しても過言ではない。
PORTABLE以降
操舵手としての才能を開花させた。近年のオリキャラでは数少ない操舵要員である。
戦闘要員としては、極端な初期能力と成長率がどちらも緩和され、一般的なベテランパイロットに近い能力傾向となっている。