概要
「ネオフレムベル」と同時に登場したフレムベルのシンクロモンスター。
登場弾から鑑みるに魔轟神に対抗する為に生み出された様だが、流石に氷結界の龍トリシューラには暴走を止められず、圧倒された挙句氷付けにされたりとやはり扱いが悪い。
偶然なのかは定かではないが、同じく「エンシェント」の名を持つエンシェント・フェアリー・ドラゴンや妖精竜エンシェントとレベルが同じである。
カードテキスト
シンクロ・効果モンスター
炎属性チューナー+チューナー以外の炎族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手の手札の枚数分まで相手の墓地のカードを選択してゲームから除外する。
このカードの攻撃力は、この効果で除外したカードの数×200ポイントアップする。
解説
同弾で登場したネオフレムベル同士でシンクロ召喚する様にデザインされた【フレムベル】の新たな切り札なのだが、それによる弊害でフレムベル・ヘルドッグをシンクロ素材に使用できなくなった点が痛い。
おまけに特殊召喚後はバニラとなるので真炎の爆発に対応する旨みも活かせない。
除外するとしてもネオフレムベル・レディや魂の解放で十分であり、同レベルのシンクロモンスターには月華竜ブラック・ローズやクリアウィング・シンクロ・ドラゴン等より扱いやすいものが揃っている。
そして何のフォローも来ないままこのカードよりも容易にシンクロ召喚しやすく真炎の爆発に対応で、且つ二つの優秀な効果を持つライバルのラヴァルバル・サラマンダーが登場。
【フレムベル】や【ラヴァル】にとっては初動の安定性を高められる点であちらの方が優先されやすく、こちらは完全に状況を選ぶことから完全にお役御免となってしまっている。