『神は溜息をつかれた。』
概要
年齢 | 不明 |
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職業 | 創造神 |
イラストレーター | ケースワベ |
AIR ep.VIIマップ4(終点)を完走する事で入手できたキャラクター。
現在は該当マップが削除されているが、CARD MAKERの期間限定ガチャで一時的に復刻することがある。
「断絶の破壊神」と同じメインフレームの機動兵器だが、その目的は破壊ではなく再生と創造。
進みすぎた文明は地上環境を破壊し、もはや人間が住める環境ではなかった。そこで当時の科学者達は、人類を電脳空間「メタヴァース」へ移住させ、機械を使って地上を人が住める状態まで整備する計画を実行。その地上を整備する機械神こそがオメガ・クィントゥスである。
神が現れた時、世界は荒れ果てるばかりでなく、メインフレームの言うところの旧人類も「断絶の破壊神」によってほとんどが殺され、猿と呼べるほどに退化していた。神は任務を遂行するために空、海、大地、植物といった様々な自然物を創ったが、その度に脆弱な猿達は苦しんでは死んでゆく。ストーリーは旧約聖書の「創世記『天地創造』」になぞらえて進むが、なかなか上手くいかないためか、ほとんどのエピソードが「神は溜息をつかれた。」で締め括られている。
しかし、神は最後に人間ではなく「真人」を創った。彼らは猿達とは違い、人間を模して作られた大地を再生する為だけの存在である。神の祝福を受けた真人たちの働きにより、猿は姿を消した。ようやく神の望んだ世界は完成し、宇宙に還って眠りについた。
だが、全てが神の思い通りには進まなかった。メタヴァース内が混乱する中で、真人たちに自我と感情が与えられてしまったのだ。真人たちは自らの存在を回想する。地上を修復する為だけに生まれ、過酷な環境の中で消耗品として使い捨てられる。子を産み育てる事も、成長する事も、老いる事もできない偽りの命…いや、この命は決して偽物ではない。
そんな結論に至った真人達は、自らの存在証明の為に闘争の道を歩む事になった。メタヴァースから帰還した新人類が自分達の望み通りの世界を作ってくれると考える「穏健派」、逆に新人類を抹殺し真人だけの世界を望む「強硬派」、やがて地上に戻ってきた「帰還種」と呼ばれる新人類も巻き込んで、地上を舞台に新たな戦いが幕を開ける。
3つの顔、刺々しい身体、青く輝く光輪といった異形ながらも神々しい姿をしているが、そのシルエットからプレイヤーからの愛称は「蝉」。どういうわけか、CHUNITHMを代表するネタキャラとして愛されている。
そしてPARADISEの新マップ「集めろスタチュウの木」の告知では、何故か木に留まっているオメガ・クィントゥスの姿が……
その後、オンゲキとCHUNITHMのコラボイベント「GEKINITHM」にも登場。
他のキャラクターはオンゲキキャラのコスチュームとして登場したので、唯一本体(?)が参戦できたオメガ・クィントゥスは優遇されているとも……取れる……?
担当楽曲
「混沌を越えし我らが神聖なる調律主を讃えよ / 穴山大輔」
「CHUNITHM AIR PLUS」のラスボスとして登場した楽曲で、「TiamaT:F minor」と共に初の最高難易度レベル14として君臨した楽曲。そのあまりの難しさに、プレイヤーからは「13+と14の間に5000兆ぐらい差がある」「World’s End(公式ネタ譜面の事だが、中には純粋にとても難しすぎる譜面もある)」等の迷言が飛び交った。
レベル14が10曲を超えた現在でもその強さは遺憾無く発揮されており、登場から4年以上経った今でも最難関の一角に君臨している。
……が、登場から約1週間後にALL JUSTICEが出て討伐されてしまっている。蝉の寿命は約1週間という事か。
2022年5月7日、遂に理論値(1,010,000pts)陥落。
「TiamaT:F minor」より難しいと言われていたのに、こっちが先に理論値達成されてしまった(今は両方陥落済み)。なんなら1ヶ月後に2人目の達成者まで出た。
また、この楽曲は「じゃーん」の一言と共にオンゲキにも収録された。告知当初こそ(初移植という事もあってか)注目されていたが、いざアプデが来ると同時実装された14+の2曲の方が話題が大きかった。
関連タグ
グランレイス:次々作「STAR PLUS」のラスボスにして、虫のあだ名で呼ばれる後継者。
マルクトの女神:地上編に登場する後継機。