『ポケットモンスター☆SPECIAL』第4章に登場。
マグマ団幹部の1人であり、ホカゲ、ホムラとの3人でマグマ団三頭火と呼ばれる。
容姿はほぼ原作通りだが、若干垂れ目気味でフーセンガムをよく口にくわえている。また、マントの丈が原作よりも長い。
カナシダトンネルで対峙して以降ルビーに興味を持ち、強く執着するようになる。
「熱」によって相手に幻覚を見せるホカゲ、「煙」によって相手を昏倒させるホムラとは対照的に
彼女のバトルスタイルは単純明快、「ただ、ひたすら焼く!!焼き払い、焼き尽くす!!」という非常に直線的なもの。
しかしながら、過去のとある経緯から木の実に関して非常に博識であり、
マトマの実による目潰しや、ザロクの実とネコブの実の組み合わせで粘性の高い天然の接着剤等、
複数の木の実の果汁やポケモンの体液とを組み合わせたさまざまな効果を持つ特殊な薬液を手袋に仕込んでいる。
圧倒的な火力押しにこの仕込み手袋を交えて襲ってくるため、彼女もまた一筋縄ではいかない実力者である。
彼女の持つキュウコンは目つきが鋭く、ものすごい悪人面である。
ネタバレ
第4章の終盤にて、ルビーとの共闘を決意し、共に最終決戦の地に飛び立つ。
元々マグマ団に入っていた理由は単に暴れたかっただけで、マツブサの大地を増やすという目的にはあまり興味がなかった。マグマ団とアクア団が目覚めさせたグラードンとカイオーガによる異常気象に見舞われて壊滅に陥っていくホウエン地方の現状に、自分たちもアクア団もやり過ぎてしまったと感じ、マツブサを裏切ってルビーに協力しグラードンとカイオーガの鎮静に貢献した。その際には藍色の玉を制御する修行をしていないにもかかわらず、ルビーと同じく自力で制御するなど実力に見合った精神力を見せた。
そして戦いの中ルビーの推理から、かつてポケモンコーディネーターであったことが判明する。
彼女が木の実について博識な理由はこのような経緯があるためである。
全てが終わった後はマグマ団を脱退し、ポケモンコンテストに再び出場することを決めてコーディネーターとして再出発した。「ORAS編」で今のところ回想でしか登場していないが、隕石による星の滅亡を知ったルビーが、大切な人たちに絶望の報せなんかできないと思っていた中、そうした思いを共有できる相手としてカガリを思い浮かべるなど、ルビーにとってはサファイアとはまた別な意味で特別な女性であることが窺える。
姉御肌な性格と強い信念の持ち主であることから、ポケスペの悪役の中でも人気は高い。
ちなみにゲーム版「ORAS」でのボクっ娘のカガリは、「カガリ」のコードネームを引き継いだ別人として登場している。
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短編集
どれもシリーズの最終章の中に入れるつもりだった話です。 色々やりすぎて、「結局何の話なの?」ってなりそうでボツにする予定でしたが、せっかくなので短編集として出しました。 三、四、五は同シリーズ内の別の小説のオリキャラが出てきたり、その設定が反映されています。 関連する各話が未読だと意味が分からないと思いますので、もし良ければリンクから読んでいただけると幸いです。 一と二も同シリーズの作品と同じ世界観ですが、初見でもポケスペの番外編として読めると思います。 詳細は目次でご覧下さい。14,240文字pixiv小説作品