概要
機械の大事な部品
扱いにくい機体だが
戦術の歯車として機能すれば
思わぬ威力を発揮する。
メダロット8に登場する、全身歯車仕掛けのGEA型メダロット。
各パーツに装備されている歯車は、常に回り続けている。全身が無機質な灰色ボディのためか、どのメダロットより機械らしい印象を受ける。
性能
- 頭部 ヘッドギア
たすける行動 トラップアップ
仕掛けられたトラップのレベルを最大値まで上昇させる。
- 右腕 ライトギア
しゃげき行動 カウントアタック
使う度に威力が上がる。上がった威力は、自身が装備している他のカウントアタックパーツと共有する。貫通性能。
- 左腕 レフトギア
しゃげき行動 カウントアタック
貫通、ねらいうち性能。
- 脚部 レッグギア
車両 アーティラリー
攻撃パーツの充填の間にダメージを受けなければ、実行時に成功率と威力に+5。
以上のように、カウントアタックの仕様により短期決戦には向かず、脚部特性のアーティラリーも、装甲高めの低機動であるため単機で扱うには向いていない。
この機体の性能をフルに活かすには、僚機との組み合わせが重要であり、そういう意味では上級者向けの機体である。
メダロット8
怪盗ジルの仲間であるカイエンの愛機として登場。
カイエンは相手の心を読む能力の持ち主であり、時計塔でのイベント戦ではその力でソルト達の次の行動を読み、完膚なきまでにボコボコにしてしまう。
そこで、脳筋なセージがなにも考えずに指示し、ソルトがそれに従ってメダロットを操作するという方法を取る(実際はプレイヤーの機体のみでカイエンとロボトルする感じ)。セージの心が読めないカイエンはあっけなくソルト達に敗れ、以後はセージの事が苦手になる。
……さて、時計塔におけるカイエンだが、実際のロボトルの腕もめちゃくちゃ高い。というか、強すぎてカイエン戦で詰む人が出てくるほど。
ここで、時計塔でのカイエンの機体を見よう。
左:カタカタマワール
上記の説明通り、トラップアップとカウントアタックを使用する上級向けの機体。
真ん中:レッドマタドール
防御で味方を援護しつつ、右腕のソードで敵を斬る。
右:バッドハッカー
射撃トラップと格闘トラップを使ってくるゴキブリ。
さて、この組み合わせだが、カタカタマワールの性能を十二分に活かせられる最高の組み合わせである。実際に挑めばわかるが、かなり厄介である。
まず、往年のメダロッターなら周知の事だが、トラップのダメージは防御パーツで防げない。更に、最大レベルのトラップは120前後の大ダメージを与えてくるため、「おれはやつに攻撃しようと思ったら、使おうとしていたパーツが壊れてた」なんて事が起こる。しかも、どっちのトラップを設置されたのかは、引っ掛かるまでわからない。
たとえトラップを乗り越えても、今度はレッドマタドールの鉄壁の防御と、カタカタマワールの装甲が阻んでくる。
そのため、一度嵌まるとなす術もなく、カウントアタックでチマチマと削られてじり貧になって敗北してしまう。ボス戦は時間制限がないので判定勝ちもできず、更にはこの時点ではメダフォースが解禁されていない。攻撃パーツと防御パーツしか使ってこなかった脳筋メダロッター達は、ここで泣きを見る羽目になるのだ。
幸い、バッドハッカーの装甲が薄いため、トラップパーツを破壊することができれば突破口が開ける。いつの間にか通信で入手できるライザを使えば多少楽になる(とはいえ、ちゃんと考えて使わないといけないが)。
更に、ここを乗り切れば僚機がテンガイキソーになってトラップを使わなくなるため、戦闘が楽になる。
メダロット9
灯台エリアで野良メダロットとして登場する。
期間限定エリアなので、入手しそびれに注意。