概要
アニメ『けものフレンズ2』に登場するカラカルとキュルルのカップリング。
旅を始めた当初こそ「サーバルが行くなら」程度の軽い気持ちでキュルルに付いて行ったカラカルだが、旅を続けていくにつれて心境に変化が現れていき、キュルルに危険が及びかけると率先して彼(彼女?)を守ろうとする、はぐれたキュルルを思ってどこか寂しげな表情を浮かべる、再会したキュルルがイエイヌと親しげにしているのを見てまるでヤキモチを焼くかのように喧嘩するなど、サーバルと比較するとキュルルに対して取り分け思い入れがあるような描写が多く見られる。
コミカライズ版では自覚的にも無自覚的にもそれが顕著で、有事の際には小脇に抱えたりお姫様抱っこしたりする。
他、面倒見の良いところが随所で描写されており、アニメ版よりも明らかに幼いキュルルを細やかにフォローしている様子が見て取れる。
反面、キュルルへの執着も強く、キュルルの「おうち」が見つからないことを喜んだ自分を強く恥じる、突然現れたダブルスフィアに対し鬼のような顔で威嚇してしまうなど、感情の起伏が激しい部分も。
アニメ版4話後半を元にしたコミカライズ版7話では、とある不安を抱えて苦しむアードウルフのために心を砕くキュルルを見て「これだ」という何かの確信を得ている。
サーバルにその気持ちを吐露したところ、サーバルからは「わかる! そういうのすっごくよくわかるー!」と同意されている。
またキュルルの方も、湿っぽくなった空気の中で心配する順番が「アードウルフさん…カラカル…みんな…」というふうにカラカルの優先度が高かったり、就寝中に地震で飛び起きた際にカラカルの腕を取っていたりと、無自覚な特別扱いが見られる。
そして、イエイヌ回で一度離別した事で、お互いがとても大きな存在になっていた事をはっきりと自覚するに至り、語弊はあるが相思相愛、或は家族に近い仲となった。
「おうちより…大切な友達(フレンズ)だから…」
「あんたが気が済むまで、それまで一緒にいてあげるから…そんな顔しないの…!」
また、過去に開催されたチェインクロニクルとのコラボイベントでユニットとして実装されたカラカルの特殊セリフの中には、パークに残してきたキュルルが寂しがっていないかを心配するセリフも存在する。
pixivにおいてはキュルルのデザインに男性的要素が見受けられる事もあってか、おねショタ要素を含むカップリングとして扱われる傾向にある。