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概要

「カルキュドラ」とも呼ばれる、旧約聖書偽典『第2エノク書(スラブ語エノク書)』で言及される“飛行する太陽”を象徴する天使、若しくはその階級

カルキドリと表記される場合もある。複数形は「カルケドリ」。


第4天に住まい、ケルブセラフの間に位置する存在で、12枚の翼を持つライオンの姿をしており、足と尾、頭がワニであるとされ、フェニックスと共に太陽のチャリオットを引く役目を担い、日の出の際には一斉に歌い出すといわれている。


ただし、グノーシス派などでは天使なのではなく魔物の様な存在だと解釈されているという。


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