概要
『BORUTO』のアニメ版エピソードのひとつで、第261話(2022年8月7日放送分)から第273話(同年10月30日放送分)までの1クール分の長さとなっている。
下忍として木ノ葉隠れに馴染み始めたカワキが、秘密裏の護衛任務を請け負って忍者学校(アカデミー)に入学し、同期入学となったうずまきヒマワリと共に年の離れた忍の卵たちと束の間の学生生活を送っていく。
キービジュアルは原作の作画担当者・池本幹雄による書き下ろし。
登場キャラクター
生徒
火の国の同盟国である竹の国の姫で、カワキの護衛対象。特別留学生として入学してきたが、お家騒動の渦中にあり命を狙われている。ただし、依頼人である彼女の父の配慮により自身が狙われていることや護衛を付けられていることは知らない。
性格は明朗快活、それでいて亡き母のような大人の女性を目指す努力家だが、国のイメージを背負っているため表向きは猫を被って姫らしくおしとやかに振舞っている。国に帰った後は王族として人生を縛られることになるため、今回の留学を「最後の自由」として満喫することを望んでいる。
父は人気俳優の鎌倉ゴンゴロウ、母は女優の鎌倉ヒバリというサラブレッドで、自身も天才子役として名を馳せている。
気位が高く、自分以上にクラスで注目を浴びるカエのことが気に入らないがゆえにイタズラを仕掛けていたが、誘拐騒動に巻き込まれた際にカワキに助けられたことを機に素直になる。
なお、父はアニボル初期のエピソードから散発的に登場している。
木ノ葉警備隊所属の父を持つ自称エリート。高嶺の花であるカエにいい所を見せようと奮闘するが、毎度空回りしている。
特にカワキに対しては、彼が世間知らずゆえに誤解を招いていることもあって「カエに纏わりつく危険人物」と思い込んでいる。
学園祭直前には匿名のタレコミを真に受けてカワキの秘密を暴こうとしたが、その結果劇のセットを滅茶苦茶にしてしまいクラス全体に迷惑をかけてしまったことで猛省し、カワキとも和解した。
- 網野ソウシャ(CV.斉藤佑圭)
クラスのムードメーカー。噂好きかつお喋りで、私物のカメラでクラスメイトたちの秘密を暴く。
- 浅草ネオン(CV.石見舞菜香)
オスカの友人。親が雷門グループに務めており、ドローンの操作や工作が得意。
- ソウル・タオ(CV.山口茜)
勝気な少女。マイト・ガイに憧れているが、全身タイツの忍装束については好んでいない。
その他
忍者学校の新人教師。優秀な成績で採用試験を通ったこともありシノやアンコからも期待されている。
性格は気弱で、著名人の子息たちの扱いに加え問題児カワキの奇行に悩まされる苦労人。持ち前のドジもあって良かれと思って起こした行動が空回りしてしまうこともあるが、生徒一人ひとりと向き合う努力を惜しまないため、その姿勢は周囲にも認められている。
術は風遁を使用するが、威力は低く他の術に比べ地味であると自嘲している。
- 黒守バトラ(CV.千葉一伸)
カエの付き人。木ノ葉滞在中のカエの身辺の世話を行っている強面の男性。
関連タグ
相良宗介:ライトノベル作品『フルメタル・パニック!』の主人公で、本編中におけるカワキの役回りは彼に近い。