プロフィール
通り名 | 竜王殺し |
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年齢 | 30代前半(故人) |
メインジョブ | 【超操縦士】(操縦士系統高位操縦士派生超級職) |
概要
現ドライフ皇国の体制を打倒することを目論む組織「ドライフ正統政府」の代表である男。
元はドライフ皇国に属するエルドーナ侯爵家の次男で、皇国軍の少将と第一機甲大隊の大隊長を務めていた。
軍時代は厳冬山脈から降りてくる地竜をUBMを含めて何体も討伐しており、その活躍から「竜王殺し」の異名を持つ。
人物
外観は豪奢な軍服に幾つもの勲章を貼りつけた男。
マスターを軽んじ、味方であっても必要なら簡単に切り捨てる性格。
第一皇子派として活動していたが、皇国代表を決める皇王継承の会議で第一・第二皇子が護衛ごと現在の皇王である第三皇子ラインハルトに謀殺される。
その妹であるクラウディアに恋していた事もあり、『ラインハルトの打倒とクラウディアの解放』を掲げて残存兵力を纏めた「ドライフ正統政府」を組織。
カルディナで盗賊紛いの行為をして兵力を蓄えた後、皇国に進軍する計画を練っていた。
だがそもそもラインハルトとクラウディアが同一人物の一人二役である事実を知らず、彼の回想のタイトルも「道化」である時点で報われない事が初めから決まっていた。
能力
操縦士系統の超級職である【超操縦士】に就くマジンギア乗り。
戦闘中の敵機の僅か0.2ミリの装甲の隙間を正確に穿つことができる神業的な技量を持つ、純粋な操縦技術なら皇国どころか作中でも最高の最強パイロット。
加えて機体も竜王級のスペックを持つワンオフ機であり、その火力は通常のマジンギアを凌駕する。
そして多くの竜王を狩ったことで特典武具を幾つも所有している。
本人の超人的な技量と高い機体性能、そこにジョブの強化と特典武具が合わさることで、その実力は個人戦闘型の超級に匹敵する高い水準となっている。
マジンギア
インペリアル・グローリー
内乱開始前、皇国が〈叡智の三角〉に依頼して作成した当時最高傑作のマジンギア。
外見は黄金の装甲に竜頭で、グローリアを意識している。
素材として魔力伝導素材として最上級の【アムニール】の枝や、MPを自動生成する先々期文明の遺物「地竜型動力炉」などを使用。
さらに高い魔力効率を活かした通常機体では積めない強力な内蔵兵器を多数搭載している。
皇国からの予算を大幅にオーバーしており、採算度外視どころではない男のロマン満載、趣味全開で開発したスーパーロボット。
ただし内臓武器は(ロマンとして)全て音声起動になっており、カーティスにとっては音声よりも手動操作の方が速いので実質枷にしかなっていない。
また音声は第三者のものでも作動し、途中で作動停止させる事もできないという明らかな欠陥使用となっている。
所有スキル(内蔵兵装)
- 《ミサイル・ダーツ》:アクティブスキル
左前腕部装甲の小型ミサイル発射口からミサイルを亜音速で射出する。
- 《ペイント・ナパーム》:アクティブスキル
テールバランサーから液体火薬を撒き散らし発火させる。
- 《ドラゴニック・バーン》:アクティブスキル
地竜型動力炉の生み出す全魔力を熱量に変換し、頭部から敵に向けて至近距離で浴びせる。
この武装のみ任意のタイミングで発動を終了できる。
ジョブ
メインジョブ | 【超操縦士】(操縦士系統高位操縦士派生超級職) |
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サブジョブ | 【操縦士】(操縦士系統下級職)、【高位操縦士】(操縦士系統派生上級職) |
レベルは不明。
特典武具
- 【針衝暴死 ドラグスティンガー】
伝説級特典武具。
インペリアル・グローリーにアジャストした大型ランス。
穂先の直径を強度・耐久性の変動なしに自由にコントロールできるという能力を持つ。
そのためサイズ調整すれば生身のカーティスでも使える。
玄人向けの能力だが、カーティスの天才的な技量ならば戦闘中の敵機の僅か0.2ミリの装甲の隙間を正確に穿つ事が可能。
- 【凝視三眼 ドラグサイト】
逸話級討伐武具。
インペリアル・グローリーにアジャストしたセンサーアイ。
光学観測、複合エネルギー観測、化学物質観測の3つのモードを切り替えることができる。
スキル
- 《操縦》レベルEX:パッシブスキル
【超操縦士】の固有スキル。
機体の全性能を3倍化し、思うがまま動かせるようになる。
- 《マンマシン・インターフェイス》:アクティブスキル
【超操縦士】の奥義。
機体のSTRとAGIを3倍にし、思考のままに、機体が動くようになる《操縦》の極致。
機体の操縦桿を握る必要すらなく、自身の身体を動かすが如く、一切のタイムラグなしに機体が自身の思考に追従する人機一体を実現する。
1日1回使用可能。
- 《マシン・ソウル》:アクティブスキル
【超操縦士】の最終奥義。
パイロットが死に瀕した時に使用するスキルで、パイロットの確定死亡を代償に、機体にただ一つの目的とパイロットの遺志の残滓もしくは写しのようなものを与え、パイロットが死んでもその目的を達成するよう行動させる。
加えて発動時に機体性能を格段に向上させるほか、機体に直接遺志が宿る都合上、《マンマシン・インターフェイス》使用時以上に機体を上手く動かせる模様。
「目的を達成する」「機体が完全に破壊される」「機体のエネルギーが尽きる」の三つの条件をどれか満たすと停止する。
なおあくまでパイロットの指定した一つの目的と遺志が魔力と共に機体に宿っているだけであり、そこにパイロットの魂や目的外の記憶は一切存在していないため、このスキルで産み出される機体は本人ではない。
なおマスターが発動した場合、発動時点でのデスペナ処理で機体が回収され、再ログイン後に機体を出したタイミングでデスペナ前に設定した目的行動を取り始めるというほぼ意味のないスキルになる模様。