この記事にはネタバレが含まれます。
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プロフィール
所属 | ドライフ皇国 |
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年齢 | 19 |
肩書 | ドライフ皇国皇王 |
メインジョブ | 【機皇】(特殊超級職)、他 |
概要
ドライフ皇国の現トップにして世界の情勢を左右する盤上の指し手の一人。
アルター王国のアルティミア・A・アルターとは親友であり、世界の真実を多く知るが故に対立する関係にある。
人物
本名はクラウディア・L(ラインハルト)・ドライフ 。
金髪ロールのスレンダーな体型の美少女。
性格は天真爛漫でお嬢様テンプレートな口調。
王国と皇国がまだ友好関係にあった時期、留学生であったアルティミアが初めて作った友人で、アルティミアをよく振り回していた。
しかしその本質は才能の怪物(ハイエンド)の一人で、今の人格は人為的に作り上げたもの。
彼女には第三皇子である双子の兄、「ラインハルト」がいたが九年前の内戦で両親と共に失い、その後第三皇子派の瓦解を防ぐと同時に彼女の安全を保証する為『ラインハルト』を演じていた。
彼女は人形の様に感情というモノが見えない機械的な人格が本質で、そこから必要に応じて新たな人格を改造して生み出してきた。
- 第一人格は機械的。
- 第二人格は性質自体は第一と同じだが、そこに『兄』『政治』『機械』の役割が備わっている。ちなみに『機械』は「第三皇子は療養中に【整備士】になった」という根も葉もない噂から、ボロを出さない為だけに【機械王】を取得した為。
- 第三人格はアルティミアに一目惚れして、彼女に嫌われたくないと思ってその場で人格改造で作り出した。
ペルソナを作り出せる為厳密には多重人格では無い。
この秘密を皇国内で知っているのは四人、内二人はマスターであり、一人は友人であるベヘモットもう一人はうっかり【機械王】【機皇】を見てしまったフランクリン。フランクリンには口止め料で秘密を厳守させているが、彼女のイカれ具合についてはフランクリンも思うところがある模様。
ちなみにルークは人格改造ができる事を見抜いてしまい理解が追いつかずドン引きしてしまった。
皇国の為、世界の為、何より愛するアルティミアの為に邪神討伐を画策しており、目星も着けた事で王国と皇国のマスターによる戦争「トライ・フラッグス」を立案して暗躍している。
ハイエンド
数百年に1人の割合でティアンに生まれる才能の化物。
ジョブの適性・肉体・頭脳・技術など「人間としての才能」が全方面に突出した破格の才能を持つ者。
先代管理者にとっては無限職に到達する上で『最も見込みがある存在』であり、彼らが才能を発揮し、ハイエンドとして開花した時に<アーキタイプ・システム>は【邪神】や無限職といった世界の秘密を開示する。
クラウディアは頭脳や精神面に才能を振った学者寄りのハイエンドであり、人格改造もこの才能の賜物。
それでも彼女が望めばすぐにでもその系統の神系超級職に就けたとされるあたり、ハイエンドの規格外ぷりがうかがえる。
能力
現代において唯一の三重超級職を獲得したティアン。
戦闘においては突きスキル特化の超級職【衝神】をメインジョブとし、槍を使って戦闘を行う。
学者寄りのハイエンドとされているがその戦闘技量は現在のデンドロ世界でトップ5に入る程高く、アルティミアとの一騎討ちでは最強の切断能力を有する元始聖剣アルターに対して、側面を弾く事で対応した。
しかも第六章では機械の義手を着けていた状態で戦っていたが、戦闘後ベヘモットが扶桑月夜に取引を持ち掛けて本来の腕を取り戻しており、現在の技量は更に高まっている。
さらに前衛系かつステータスが伸びにくい神シリーズでありながら、サブに回した超級職により高いMPも確保しており、消費が重いスキルを気にせず使用可能。
【神】で作った強力なスキルをデンドロ世界で五指に入る技量で連発するという強力なビルドであり、
純粋な戦闘力では現皇国最強のティアンと言える。
ジョブ
メインジョブ | 【機皇】(特殊超級職)、【衝神】(突きスキル特化型超級職)、【機械王】(整備士系統超級職) |
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サブジョブ | 【整備士】(整備士系統下級職)、【高位整備士】(整備士系統上級職) |
現代において唯一超級職三つを取得しているティアン。
【機皇】は対外的には皇王とされるラインハルトのメインジョブとなっている為、普段は【衝神】をメインジョブにしている。
【機皇(インペリアル・マシン)】
ドライフ皇国の特殊超級職。
兵器開発・火力支援の役割ロールを持つ。具体的なステータス補正等は不明。
【機皇】の就職用クリスタルは【機皇】の死亡と同時に適性のある者全てに天啓のように告知する機能があり、その中で最初に就職用クリスタルに触れた者が就職できる特徴がある。
【衝神(ザ・ラム)】
突きスキル特化型超級職。
突きのモーションをとっていればスキルの対象になるため扱える武器の判定が広く、クラウディアは槍を使っているが先代はパイルバンカーを使用していた。
右手が義手だったクラウディアはリハビリの為槍を手にしたが、僅か二週間でこの超級職に就ける程の技量を身に付けている。
イメージと動作には一切の乖離がなく、『壁を傷つけずに壁に止まった虫だけを突き殺す』といった離れ業も槍を握り始めて間もない頃に出来ていた。
【機械王(キング・オブ・メカニズム)】
整備士系統超級職。
高い整備能力により先々期文明時代の兵器等の整備も可能。ステータスはMPとDEXがよく伸びる。
前衛系のジョブである【衝神】では上がりにくいMPが上がるため、戦闘時にMPを使用するスキルの使用回数増加に貢献している。
装備
【鎮昏渦 ドリム・ローグ】
【鎮昏機甲 ドリム・ローグ】討伐特典の古代伝説級特典武具。螺旋馬上槍型。
- 《ドリム・ピアッシング》
物理的なダメージを与えない代わりに、接触部位から本来のダメージ量に応じて相手の肉体を眠らせる。
【流血鬼】(サイクル・ブラッド)
【機械王】の技能で特典素材を用いて作製した機械甲冑(パワードスーツ)。
主な効果は生命機能維持で、大きな部位欠損や重傷を負った場合、血液等はその周辺を通らずに機械甲冑をバイパスして体を循環する。
ジェイド/【翡翠之大嵐】(ジェイド・ストーム)
先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎で、双角馬(バイコーン)型。属性は風。
機動性特化のオリジナル煌玉馬二号機。
強力な風属性攻撃魔法や強固な風の防壁を展開可能で、超音速で飛翔する。戦闘経験が少ないのが弱点。
- 《デストラクション・スカイ》
風属性魔法により上級職の奥義に匹敵する竜巻や強固な風の防壁を展開。
応用で自身や搭乗者の声を離れた相手に届けることも可能。
- ストーム・アクセラレイション
胴体側面から迫り出した噴射口から風を噴射して飛翔する。
【皇玉座 ドライフ・エンペルスタンド】
ドライフ皇国のイレギュラーUBMにして【機皇】の要。皇都ヴァンデルヘイムの中枢で皇王宮の最奥部に配置されている先々期文明から存在するドライフ皇国最強の兵器。
常にどこかの部品が動き続ける歯車の城。あるいは機械仕掛けの巨大要塞。通称『玉座』。
砲弾の生成能力が無く、先々期文明の時代に作られた弾を消費するしかないという欠点を持ちながらも、超長距離の射程と超高火力を誇る。
最奥に特殊超級職【機皇】に就くための特殊なクリスタルを内包しており、非常時の避難シェルターとしても機能する。
- 【超重砲弾】
厳密にはスキルではなく【エンペルスタンド】の搭載兵器、【四禁砲弾】の一つ。
半径1キロメートルを超重力で圧縮消滅させる。
スキル
- 《???(ロードマップ)》
【機皇】の奥義。詳細不明。
- 《ディストーション・パイル》
【衝神】の奥義……だったモノ。
空間系スキルの一種。突き攻撃の威力と衝撃を前方の空間に伝えて射程を伸ばす。
- 《パラドックス・スティンガー》
【衝神】の奥義。
突き込んだ槍の『始点』を変化させ、突き込んだ瞬間に空間の配置を捻じ曲げる事で直前までとは全く異なる死角からの攻撃へと変異させる。
方向は使用者の任意で選択でき、相手の最も防御しがたい場所を狙えばまず確実に命中する。
技系のアクティブスキルだがSP以上にMPを大量に消費する。
【衝神】クラウディアの編み出したオリジナルスキルで、新たに【衝神】の奥義として上書きされた。
余談
その人物像からクレイジーサイコレズと読者から呼ばれており、作者も半分公認している様な状態。
同性愛者ではなく、世界でただ一人愛した人がたまたま女性だっただけ。
作者いわく、「レイとアズライトとクラウディアのラブコメにするとわりと回りそうなのが作者としては笑いどころ」、なんだとか。
天然みたらしのレイ、真面目だけどちょっとズレてるアズライト、クレイジーサイコレズもどきなクラウディアで、クラウディアが暴走して引っ掻き回す役割な模様。