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※この記事にはWeb版・書籍11巻のネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください。


























往くぞ、狂竜! 貴様の防御のカラクリ、我がこの手で……暴く!



そうして、【雷竜王】はその竜に飛び掛り、



――SHUHAHAHAHA



狂竜の嘲笑うような声が聞こえた直後に


――絶命した。


概要

正式名称は【三極竜 グローリア】

UBMの中でも最上位のランクであるSUBMの一体で、そのSUBMの中でも最強格に位置する強豪。

本編開始前に既に撃破されたモンスターではあるが、その強さは全モンスターの中でも五指に入る


多くのティアンを葬り、多くのマスターに影響を与えた存在。


ある管理AIによると、最も完成されたモンスター。


容貌

全身を黄金の鱗で覆う三つ首の巨竜。

巨大な翼と強靭な腕、四本の突起が付いた尾を持ち、全長は200mほどある。

首ごとに異なる性格と能力を有しており、顔の形もそれぞれ異なる。公式による全体図は不明だが漫画版で上半身、書籍版で尻尾が描かれている。


一本角

正面から見て左の首。瞳の数は3つで頭部はフェイスカバーで覆われている。

己の光で他者を蹂躙することを好む意地の悪い性格をしている。

光のブレス《終極》を放つ首。


二本角

正面から見て右の首。瞳の数は1つ。

己を守る為に他の生物を抹殺する臆病な性格。

対象を死滅させる《絶死結界》を展開する首。


三本角

真ん中の首。瞳の数は2つ。

自身が最強生物である事にプライドを持ち、純粋に力を証明する事を好む性格。

HPが減るごとにステータスを強化する《起死回生》を持つ。


四本角

グローリアの尾に隠された第四の首。四本角という呼称はマスターの呼び方に準じて付けられたもの。

戦闘中に自切、あるいは敵に切断された後安全地帯まで移動し、本体が倒された際のバックアップとして機能する。

グローリア本体が機能停止した際失われたコアから再生を開始、本体の死亡後からわずか一日で完全再生する。


能力

能力のコンセプトを一言で言えば鬼畜仕様の選別特化


その性能は本来なら本編第5章よりも後に投入されるはずだったとされる程凄まじく、首毎に異なる能力、新たなスキルを生成する才能、高い再生能力、加えて管理AIにすら能力を隠し通す知能と、どの角度からも隙がない能力の持ち主。


なお王国襲来当初はHPは約7000万、AGIは1万以下、その他のステータスも5万未満とHP以外はSUBMとしては低めであったため、初期はスキル特化でタフなだけだと考えられていた。


基本的な戦闘スタイルは

  • AGIと判断力に劣るものを選別する極光《終極》
  • 基準値に満たない弱者を選別する《絶死結界》
  • HPが減るごとに強くなる《起死回生》

の三つのスキルで成り立つ。

追い詰められるほどに《起死回生》で各能力が強化されていくため、討伐には脅威度の高い首を判断して率先して倒す必要がある。


だが真に恐ろしい点は尻尾に隠された4本角がバックアップの性質を持っており、本体が討伐された後に尻尾を通じて元通りに復活する点にある。


その能力から「The Glory Select Endless Routine」と言うコードネームを与えられており、100の超級エンブリオが揃うまで、何度でも蘇り終わりなく強者の選別を続ける。


この他にも各スキルに様々な隠された性質を持ち合わせた初見殺しの塊。


選別と復活による「条件特化」、多様なスキルによる「多重技巧」、ステータス強化による「純粋性能」の全ての要素を併せ持つ、最も完成されたモンスターの名に相応しい怪物である。


スキル

  • 《OVERDRIVE(終極)》:アクティブスキル

1本角の首が放つスキル。

額の角が青白く輝くと口から膨大な光を放ち、角の光が赤に変わると共に光が極光のブレスへと切り替わり、神話級金属すらも融解させる絶大な熱量によって対象を蒸発させる。


光の内部では完全なエントロピー制御によって全ての熱がその中に閉じ込められているため、神話級金属を一瞬で気化させる熱量を秘めながら、照射範囲以外には一切影響を与えないほどの指向性を実現している。


さらに一定のダメージを与えると肉体に負った傷口が極光を放つ発射口に変化し、全身にダメージを与えると最悪全身から極光を放てる様になる。

よって数を揃えて囲んで攻撃すると却って詰む。


  • 《極竜光牙圏(ファング・オブ・グローリア)》:アクティブスキル

スキル開発で創り出した一本角の奥の手。

全身覆う黄金の鱗に終極の極光を伝導させて肉体をコーティングし、触れた存在を蒸発融解させ、熱量で攻撃を遮断する攻防一体の鎧と化す。


そのため空間系のスキルでもなければ、まともに攻撃することもできない。

管理AIにも隠し通していたスキルであり、このスキルの存在を知っていたら投下自体を躊躇ったほど。


  • 《絶死結界》:パッシブスキル

二本角の首が展開する結界スキル。効果範囲は半径1キロ。

3つの効果があり、

  • 人間ならレベル499以下、モンスターならレベル99以下を即死。
  • 結界外からの攻撃を完全無効化。
  • 結界内の存在の探知とリソース量による大まかな強さの把握。

つまり人間ならレベル500、モンスターならレベル100以上のモノが結界内に侵入して攻撃しなければ倒せない。

特に対モンスター性能が凶悪で、神話級UBMの最大レベルが100。つまり神話級最上位以上のモンスター以外は結界内に入った瞬間即死する。


  • 《真・絶死結界》:パッシブスキル

スキル開発で創り出した2本角の奥の手。

《起死回生》のHP低下に伴うステータス強化の原理を《絶死結界》にも組み込むことにより、《絶死結界》の基準を引き上げる。


具体的にはHPが50%を下回ると、人間のレベル499以下が500以下に、モンスターのレベル99以下は100以下に。

そしてHPの低下に伴ってさらに基準値は上昇し、2本目の首を最後まで残すと基準値が1000や2000に至り、あらゆる生命を絶滅させる最凶モンスターが誕生する事になる


グローリアは千年ほど前、まだ普通の神話級UBMだった時にこのスキルによってイレギュラーのUBMを討伐し、その際に得たリソースによってレベルが101を超えた。

このスキルがある為、SUBM含む殆どのモンスターはグローリアに勝つことができない。


  • 《起死回生》:パッシブスキル

三本角の首のスキル。

最大HPからのHP減少量に反比例してステータスを強化する。また、HPは回復しないものの、外傷を修復して常に最高の肉体状態を維持する。


ただし吹き飛ばされた部位の再生はできないが、失った部位に合わせて肉体構造も最適化される。


HPが最大なら効果はないが、2分の1なら2倍、3分の1なら3倍、100分の1なら100倍と、HPが50%を下回ると同時に加速度的にステータスが上昇する。


《真・絶死結界》の都合上2本目の首を50%までに残す訳にはいかない為、基本的に強化され続ける状態のグローリアと戦う事になる。

反面1本目の首を失うと攻撃手段が物理攻撃しかなくなる欠点がある。


  • 《既死改生》:パッシブスキル

四本角の首のスキル。

バックアップとも称される能力で、真の強者との遭遇時に尾が自ら切り離されて隠れ、【グローリア】本体のコアが破壊されるごとに身体を再生する。


本体が完全に倒されるまでは身体部分のみを再生して隠れ続け、本体が失った首から順に首が生えていく。

そして本体が完全に討伐されたタイミングで全ての首が揃い、本体討伐から約一日で完全復活する。


しかも再生中でも戦闘可能であり、本体が失った首の能力を使用可能。スキル創造技能や知能はそのままなので新たなスキルを編み出すこともでき、カラクリに気づいてもバックアップの討伐自体困難を極める。


なお情報の引き継ぎは尾が切断されるまでとなる。


  • 《拡散終極(スプレッド・オーヴァー・ドライブ)》:アクティブスキル

四本角の首が創造した新たなスキル。

終極のブレスを数百もの極細の光の糸に分割し、回避困難な物量で敵を溶断する。


再生中のため終極の威力自体は弱体化しているが、元のスキルが強力なためそこまで変化はなく、範囲攻撃化により厄介度合いが上がっている。


  • 《圧縮絶死結界》:パッシブスキル

四本角の首が創造した新たなスキル。

絶死結界を半径50センチにまで圧縮し、レベル基準値を2000オーバーに引き上げる。


再生中のため絶死結界の効力自体は弱体化しているものの、圧縮による効果の引き上げと、結界外からの攻撃無効による近距離攻撃以外の攻撃の無効化を両立した完成度が非常に高いスキル。


来歴

元々は【死竜王 ドラグデス】【光竜王 ドラグシャイン】のUBMのつがいから生まれた奇形のドラゴンであり、両親が命と引き換えに逃した後に管理AIとの取り引きで改造されたモンスター。


本編開始4ヶ月前に管理AIのジャバウォックによってアルター王国に投下され、グローリアに気づいた【雷竜王 ドラグヴォルト】を絶死結界により瞬く間に殺害。雷竜山とルニングス公爵領を壊滅した。

その後は管理AIの契約の下マスター達を蹴散らしながら王都に向け前進、王国の人々はクレーミル防衛のため死闘を繰り広げることになる。


クレーミル絶対防衛線

前半はティアンの人々を中心とした遠距離からの集中砲火が行われ、近衛騎士団、賢者達、ドライフ皇国からの援軍などの勢力による最終奥義クラスの攻撃がグローリアに放たれた。が、絶死結界の「結界外から放たれた攻撃を完全無効化する」効果により失敗、一本角のスキルによりバビロニア戦闘団以外の陣営は壊滅し、後半はマスターを中心とした近接戦へ移行する。


序盤はラフムの必殺スキルによりブレスを封じられ、味方全体にかかったバフによって攻撃をかわされるなど前半から一転し着実にダメージを受け始める。

マスター側優位の展開となるが、三本角の双瞼が開き始めたことに悪寒を覚えたフォルテスラから必殺スキルで翼や尾を切り刻まれ、それを起点に他のマスター達も必殺スキルを一斉に放ち全身に大ダメージを受ける。

心臓を砕かれてなお生きているグローリアを見て3つの頭部にコアがあると睨んだフォルテスラはコアを潰すためすぐに動き出す。


が、この瞬間グローリアはこれまでに受けた傷を変質させて全身からビームを照射、ほとんどのマスターを蒸発させる。

ラフムのマスターであるシャルカが死亡したことで一本角の拘束も解け、その砲口をクレーミルへ向ける。


フォルテスラは【剣王】の奥義で一本角のコアを砕こうとするが、ステータスが上昇したことでネイリングの刃が折れてしまう。

それでも諦めず神話級金属で出来た大剣を装備してコアに打ち続けるがブレスの放射は止められず、放たれた光はクレーミルの全てを蒸発させた(フォルテスラも傷跡から出た光によって死亡)。


これによりクレーミル防衛線は壊滅し、大勢のティアンが死亡、その影響はマスターにも及び、フォルテスラはティアンの妻を喪ったショックでデンドロにログイン出来なくなるなどティアンと面識のあるマスター達の心に深い傷痕を残すこととなった。


グローリアもこの戦いで受けた傷を回復する為に数日間の休眠を余儀なくされる。回復後も翼は再生せず、一本角の右目にはフォルテスラの武器が融解して残った


VSフィガロ

数日後、グローリアは活動を再開し、ノヴェスト峡谷を直進し出す。そんなグローリアの前に現れたのはフォルテスラの親友のフィガロだった。

一本角をフォルテスラに見立てたフィガロは単身でグローリアに挑む。


必殺スキルにより限界を超えた出力で放たれる武具の猛攻を受け、フィガロを三本全ての首を屠りうる存在と判断したグローリアは隠し持ったスキル、《極竜光牙圏》を発動する。


装備を変更し攻撃を躱しながら思考するフィガロにあるものが映る。


「フォルテスラ……」


目指すべき一点を見据えたフィガロに呼応する様にグローリアは吼え、


「ーー往こう」


お互いに正面から突っ込んだ。

【絶界布 クローザー】のスキルで足場を生成し、彼が飛び込んだ場所は融解した神話級金属。それは全身に光を纏い一切の隙がないと思われたグローリアに生まれたたったひとつの死角だった。


着陸したフィガロは最後の必殺スキルを発動、一本角の脳髄を粉砕し駄目押しに細胞を破壊する武具を叩きつける。咄嗟に危険と判断した三本角によって一本角の首は引き千切られ、一本角は言葉ひとつ残さず消滅した


フィガロもまた必殺スキルの代償で消滅し、フォルテスラとの再戦を願いながらもう一人の親友に後を託してデスペナルティとなった。


VS月夜

一本角を喪ったグローリアの前に現れたのは<月世の会>を率いる扶桑月夜。


それまでの戦いとは逆にブレスが吐けなくなったことで数の暴力が有効打となり、《月面除算結界》でスピードを下げられ、加えてシジマと月影の必殺スキルで二重に縛られて身動きが取れなくなり、魔法職の雷撃魔法とジェムによる固定ダメージを受け続ける。


しかし、HPが半分を切ったことで《絶死結界》のハードルが上昇し、レベル500以下のメンバーが一斉に死亡、残ったのは月影と月夜だけになる。


このまま放置すると手がつけられなくなると判断した月夜は二本角だけでも葬り去ることを宣言する。月影に時間稼ぎを任せて月夜が完成させたのは【女教皇】の最終奥義《聖者の帰還》。

グローリアは月夜の下半身を消し飛ばしたがスキルの発動は止められず、光の玉は二本角に向かって飛んでいく。


「レベルで人の命を測って、仰山奪っていきよったのがあんさんやから」


「レベルで死にはったらよろしいわ」


レベルをコストとして放つ《聖者の帰還》は二本角に命中し、その首を跡形もなく消し飛ばした。

月夜の死亡後、三本角のみとなったグローリアとシュウの戦いが始まるのだが、この戦いの裏にはもうひとつの戦いが存在しており………。









VS???

フォルテスラに切断され激しい戦いの余波で消滅したと思われていた四本角だが、実際は独立して移動しており、湖に身を隠した後に地下3000mの巨大空洞に潜んで再生しようとしていた。しかし、ドラグヘイヴンの依頼で王国周囲を探索していたゼクス・ヴュルフェルに見つかり、生き残りをかけた戦いを始める。


再生が始まって間もない不完全な状態だったこと、自身と相性が最悪なゼクスが相手だったこと、今までにない逆境に追い詰められたこと等が重なり、四本角は生存本能から自身のスキルを再構成、技巧に優れた新たなグローリアとしての戦闘スタイルを確立し、ゼクスを逆に追い詰める。しかしゼクスは動じることなく必殺スキルを発動。詳細は不明だがこれにより四本角は死亡、バックアップを残すことなく消滅した。


VSシュウ

二本角が月夜と刺し違え、最後の一本となった三本角。

初めての感覚に戸惑いを覚える彼を狙い澄ましたかのように無数のミサイルが飛来し、閃光弾で視界を殺されながらも攻撃の方向を割り出し直進する。


敵手に向け一撃を食らわさんとする右腕を止めたのは必殺スキルで機械の巨神と化したバルドルだった。これまで戦ってきたどの敵とも違う自身と対等に殴り合える存在と相対したことでグローリアは初めて闘争を楽しいと感じて笑いだす。

シュウもまたほんの少しだけこの戦いを面白いと思い笑い返し、お互いひとしきり笑い合ったところで、力と力の対決の火蓋が切られる。


舞台となったノヴェスト峡谷が原形を留めないレベルでバルドルとの殴り合いを演じていたが、《起死回生》によって体力が減るごとにどんどんステータスが増加していくグローリアに、やがてはバルドルの攻撃が通じなくなっていき、戦闘の長期化でシュウも追い詰められていく(逆にステータスの差が大きく開いた状況でここまで五分に渡り合えているシュウの技量のほうが異常なのだが)。


やがてバルドルは構えを取り、F弾頭を発射する。二度の目くらましに三本角は『浅はか』と落胆し、目を瞑ったまま背後に回ってトドメを刺そうとする。が、その動きを読んでいたシュウは背後に振り返り【破壊王】の最終奥義《破界の鉄槌》を放つ。


空間をも破壊する驚天動地の一撃を受け、全身に大ダメージを受けながらもグローリアは辛うじて生存。もう長くは持たないであろう肉体を動かし、己の使命を完遂するために王都に向かおうとすると、


『物思いに耽るのは、まだ早いぜ』


体内からシュウの声が聴こえた。彼はスキルの発動直後にバルドルを通じてグローリアの体内へと到達したのである。すぐさまグローリアは叩き潰そうとするも不意に動きを止める。急激に強くなりすぎた今のグローリアでは自身を傷つけずに体内のシュウを取り除くという精密なコントロールは不可能だと理解してしまったからだ。


手を出すと自分で自分を殺してしまう、出さないとシュウが自身を殺すという完全な詰みに追い込まれ、


「これで……終わりだ」


放たれた《ストレングス・キャノン》によってグローリアは跡形もなく吹き飛ばされ、王国に恐怖をもたらした三つ首の狂竜は完全に死亡、討伐された。


特典武具


【極竜光牙剣 グローリアα】

フィガロの切り札であるブロードソード。

超熱量を刀身に纏わせる『極竜光牙剣(ファング・オブ・グローリア)』、そこから熱量を解放し極光による圧倒的な破壊力を発揮する『終極(オーヴァードライブ)』が使える。


web版最新の展開であるトライ・フラッグスにてエンブリオによる最大強化で放った結果、とんでもない物を作り出してしまう。


【絶死邪眼 グローリアβ】

扶桑月夜の切り札である短杖。

人間範疇生物限定でレベル100以下を即死させる絶死結界を展開。


結界外からの攻撃を完全防御する効果は残っており、彼女のエンブリオで弱体化させた敵を即死、かつ最強の防御結界に引きこもる事が可能。


【臨終機関 グローリアγ】

シュウ・スターリングのエンブリオの追加パーツ。

能力は極大デメリットと引き換えの超強化で、シュウ自身一度しか使った事のない奥の手。

詳しくはリンク先参照。


【再誕器官 グローリアδ】

ゼクス・ヴュルフェルが獲得した卵型アクセサリー。

短期決戦タイプ相手なら必ず勝てる(より正確に言えば最終的に勝てる)ようになる能力とのこと。


デンドロの仕様そのものに対する大反逆とされているが「今のゼクス」には使えない「史上最も意味のない超級武具」で、珍しく彼を困惑させた。

ラスカルに相談したところ準備が整えばゼクスは『誰と戦っても勝利できるようになる』とされ、IFが結成される一因となっている。


余談

モチーフは十中八九東宝特撮の大怪獣キングギドラ。黄金の鱗に巨大な翼、3本の首などグローリアと共通する要素も多いが、腕の有無や尾の数、能力などグローリアと異なる要素も多い。容姿だけでなく、外部からきた存在の指示で襲来したという共通点もある。


首ごとに異なる性格や顔立ち、高い再生能力、移動するだけで環境に悪影響を与えるという点ではハリウッド版キングギドラに類似する要素が多い。


本来ならもっと後に投下される予定だったが逸材の多いアルター王国に平均的なSUBMを投入しても何も起きないと判断され、勝敗はともかく戦えば単体でグローリアのスキルを詳らかにする可能性のあったシュウが不在であるところを見計らって投入されたという裏事情がある(尤も、それまでに投入されたSUBMが比較的あっさりと討伐されてしまったというのも理由の一つではある)。


結果的には当初ジャバウォックが懸念したように王国の超級たちによって討伐され、新たな超級を誕生させるという生前の役割を果たすことはなかったが、Web版最新話にてグローリアと戦った人物の一人が超級に至ったことを考えると、最後の最後でその役割を果たしたと言える。


関連タグ

InfiniteDendrogram UBM 特典武具


シン・ゴジラ:当エピソードの執筆当時公開されていた映画。本章に多大な影響を与えた。

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