概要
第5話『燃え上がる逆転』に登場。72歳。
『アレバスト王国』日本大使館の全権大使で、かなりの老齢。
お堅い性格で、御剣の捜査についても決して協力的ではない。性格からか、失敗した時自分を責めるあまり自傷行為に走るほど責任感も強い。
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(以下ネタバレ)
老木は枯死せず、ただ消え去るのみ
「Carnage・on・RED(血塗られた大虐殺)」というあまりに物騒過ぎるネーミングからお察しの通り本作の黒幕
その正体は作中で一貫して敵として存在する国際密輸組織の首魁で、マニィ・コーチンや葛氷見子らを部下に従え、密輸を中心に世界的規模での犯罪を操っていた巨悪である。
物事をゲームに例える一種の愉快犯ともいえる大悪党で、軍人としても政治家としても、そして犯罪者としても高い能力を持つ。
その組織は、日本国内だけでも大企業グループの天野河コンツェルンや法曹界の中枢(ネタバレ注意)にまで及び、とある西鳳民国の高官(ネタバレ注意)も組織の関係者である。
自身の犯罪に一切の良心の呵責を持たない悪党ではあるが、演技の為に普段は弱弱しい老人として腰を曲げている。それ故か年齢的なものからか、腰を痛めていたヒメサマンには純粋に気を遣っていた。
…もしかしたら、腰を曲げている姿勢によって腰痛かぎっくり腰をやった経験があるからこそなのかもしれない。
しかし、マニィ・コーチンとの対立から逆転検事1-5の事件が発生し、御剣と国際警察に追いつめられる。
正体露見後は往生際の悪さを発揮し、自分の権力を最大限駆使してとにかく捕まるまいと粘り、治外法権のある自国に逃げ込んで正当防衛で軽い刑で罰せられるよう手配する算段だった。
そのため、彼との最終決戦はとにかく長丁場になるので注意。
最後は御剣の『ゲームオーバー』宣言と共に年相応に老化、裁判でのムチのフルコースが確定してしまった。