ガジャ「「それはシンデレ~ラとかいう女の呪いがかかった靴だそうだ。 その靴を履いた者は、シンデレ~ラに呪われ~る!」
概要
Task.26「ガラスの靴」に登場する西暦1500年前後に作られたプレシャスで、ハザードレベルは230。
『シンデレラ』に登場する靴のモデルとされているが、実際は「王子」と呼ばれる醜悪な怪物が化けた仮の姿である。
ターゲットの女性の下には王子の手下であるクロリンダが現れ、彼女の手で犠牲者は靴を履かされる。
そして靴を履かされた女性はそのまま王子に操られた挙句、夢うつつのままに踊り続けた末にその幻想の世界に幽閉されてしまう。そしてシンデレラの魔法宜しく午前0時を超えると、幻想世界から2度と戻れなくなってそのまま王子に喰われると言う最悪の運命が待っている。
『シンデレラ』と言う物語自体が余りに有名な為、プレシャスの噂としてもシンデレラの呪いではないかと劇中では思われており、ガジャは上記の台詞からもそれを本気で信じ込んでいたが、実際は当のシンデレラ本人も王子に喰われた犠牲者であり、靴に化けた怪物の仕業だとは気付いていなかった。
クロリンダ
「私の欲しかったものはここにはない……幸せは、人にもらうものじゃなく自分で見つけるもの……。この人が教えてくれた」
「王子」の配下として振舞う謎の女性。正体はシンデレラの義理の姉であり、「王子」に傾倒するあまりに彼の言いなりとなり、女性たちにガラスの靴を履かせては幻想世界へ送り込んでいた。
物語中では「意地悪な姉」としてしか基本的には描写されていないが、実際には自身の幸せを見失った一人の女性にすぎない。
役目の関係上幻想世界と現実の世界を自在に行き来することができ、その際に物を持ち込む・持ち出すことも可能。
さくらの元に現れた際、「幸せは与えてもらうものではなく、自分で探すもの」と諭されたことで翻意し、幻想世界に入り込んださくらの元に現れると、現実から持ち込んだサバイバスターを渡して援護。
幻想世界の崩壊と共に囚われた女性たちとさくら、王子は現実に戻されたが、彼女はどうなったのか不明(義妹のシンデレラ同様に昔の人物と思われるため、昇天した可能性が高い)。
余談
ガジャ役の大高洋夫氏が本作以前に出演していた『テツワン探偵ロボタック』でもシンデレラにまつわるエピソードがあった。
この回はOP前に唯一、菜月が物語のナレーションした物でもある。
関連タグ
王子(ボウケンジャー):真の姿