ブルー「雷時々大風。天気予報、当たってるよ!」
概要
Task.4「失われたビークル」に登場するおよそ3000万年前に造られたとされる古代南極文明の地球天候変換システム。
その名の通り晴れ、雨、曇り、猛吹雪、台風等の様々な天候を自在に操作する事が出来る。
本来は干ばつに苦しむ地域に雨を降らせたりと、平和利用の為に開発された物だが、未完成のシステムだった為に暴走を起こしてしまった。南極が氷の大地となったのも、暴走したマッドネス・ウェザーが原因とされている。
作中で暴走して怪物の姿となった姿は、身体が雪と氷で出来た白いゴーレムと言うべき姿をしており、台風の目の様な胸部の穴から強力な冷気を噴射して来る。
尚、この姿はあくまでマッドネス・ウェザーが周囲の氷を集めて怪物となった姿である為、集める素材によっては異なる属性の姿になった可能性も考えられる。
活躍
経緯は不明だが、某所の湖でジャリュウ一族が発見し、地球全土を自分達が住み易い常夏の世界に変えようと起動させたが暴走し、猛吹雪を起こして日本列島を氷雪の島に変えてしまう。
ボウケンジャーがゴーゴービークルに乗り込んで対処しようとするも、レッド以外の4人は雪崩に飲み込まれてしまう。
その後、無事に脱出する4人だったが、マッドネス・ウェザーは周囲の氷を吸い寄せる事で巨大な恐ろしい怪物へと変貌。
ダイボウケンと戦闘になると、強力な冷気で襲い掛かるも相手がゴーゴードリルを轟轟武装したダイボウケンドリルになった事で形勢は逆転し、止めのマキシムペネトレーションを叩き込まれて跡形も無く破壊された。
余談
モチーフは『爆竜戦隊アバレンジャー』のバクレンオーであり、外見は氷で覆われ、こいつ自体はジャリュウ一族ではないので恐竜はモチーフに含まれていないものの全体のシルエットや邪悪なる存在へと変貌する、氷属性である点デザインモチーフに酷似している。
劇中では「マッドネス・ウェザー(madness weather)」と呼ばれたこのプレシャスは直訳すると「狂気の天候」となる訳だが、そもそも平和利用が目的で作られた物に「マッドネス」というネーミングは不自然な為、この名称は「あくまでも後世の時代の人間が、暴走の果てに南極大陸を凍らせた事実を受けて付けた物」と推察される。
尚、パワーレンジャーではジャリュウ一族によって作られたが、コンソールを操作していた竜人兵ジャリュウのミスで故障してしまったという展開になっている。
番組の終わりの恒例のコーナー・「今日のスーパー戦隊」では、『秘密戦隊ゴレンジャー』が紹介された。
関連タグ
ガルファ皇帝:元は平和利用の物が暴走した存在つながり。