概要
「不思議な文化を持つ」と言う古代民族が大切にしていた薬。
さながら人間の首を思わせる、奇妙な頭部を象った壷に入れられた状態で大事に祀られており、彼等はこの薬を非常に貴重な物として敬い、他の民族に奪われない様にモガリに守らせていた。
民がいなくなり無人となった谷は現在、暴走したモガリの霧が常に立ち込め、道に迷う者も多い危険な場所となっている。そんな土地柄と相まって地元で続発する事故から、縊にまつわる様々な噂や説話が生まれた為、モガリの潜む谷は「縊谷」と呼ばれるに至った。
更に縊谷自体、元々「中央政府に反逆を起こした武将の首が祀られている」と言う伝説が実しやかに語られており、首の呪いで谷から帰って来た者は誰1人いないと言う。
劇中ではガジャがこのプレシャスをいち早く手にしているが、彼は縊の薬には何の興味も無く、モガリを利用してボウケンジャーを始末する為だけに薬を利用したに過ぎない。見過ごされがちだが、縊が登場する今エピソードにおいて、ガジャは5人を谷に誘き寄せる為に、無関係な人々をモガリに襲わせて犠牲者に仕立て上げると言う外道振りを働いている事となる。
ハザードレベルは20以下の数値で不安定に変化するものの、モガリが倒された事で最終的には0となった。薬自体もどんな薬効が有ったのかは不明だが、不老不死とかそう言う類の物ではない模様。