曖昧さ回避
分類
通称 | ガーリップ |
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和名 | ギョウジャシガン |
学名 | Bulbus lillium |
科目 | ポンガシグサ科 |
解説
オニヨンの一種にあたるポンガシグサ科の半動半植物で、色の薄いオニヨンがニンニク風になった球根状のフォルムを有する。
しかし特異性の塊であるオニヨンと違い原始的な種で、知性や自立行動や餌を食らうといった動物的性質は全く持たず、発芽する事もない。
養分も地面に埋まり土から得るという、従来の植物と変わらない生態をしている。
常に独特の臭いを持つ無毒のガスをプスプスと噴出しており、この臭気はオニヨンの成長ホルモンと似ている為、オニヨンがこれを吸収するとピクミンの排出数を制限する防衛本能が緩むなど、ピクミンの繁栄に重要な役割を果たしている。
筋繊維は有するが、上記ガスの発生に合わせてムズムズ動く程度の反射的なものに過ぎない。
しかしオニヨンの側に置くと、例外的に転がるように動いて、自ら吸収されに行く事がある。
ゲーム上ではアイテムとして登場し、エリアや洞窟内にあるコレを見つけオニヨンに持ち帰る度、ピクミンの出撃数を初期20匹から10ずつ増やす事が出来る。排出数が最大の100匹になった後は代わりに大量の大地のエキスとゲキカラエキスがオニヨン付近に放出される。
ピクミン科・ポンガシグサ科の中では唯一食用に適しているらしく、オリマー曰く7つの房は非常に栄養豊富で、疲労回復や滋養強壮の効果もある模様。
ダルメッシュもみじん切り、すりおろし、油で炒めたい衝動に駆られ、ルーイメモでもそうして香り付けに使うのが最適と語っているが、食べ過ぎると体が臭うという、どこまでもニンニクらしい説明になっている。