概要
和名 | キツネノカミソリ |
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漢字表記 | 狐の剃刀 |
学名 | Lycoris sanguinea |
分類 | 単子葉類 キジカクシ目 ヒガンバナ科 ヒガンバナ亜科 ヒガンバナ(リコリス)属 シマンタス亜属 |
分布域 | 日本(本州、四国、九州)・朝鮮半島 |
開花期 | 8月中旬 |
花言葉 | 「妖艶」 |
ヒガンバナの近縁種。和名の由来は、細長い葉をカミソリに例えたことから。キツネの方は不明。
葉は春にしか生えない。
球根性の多年草で、ヒガンバナと同じく有毒。
種もつけるが、主に球根で増える。
主に明るい林床や林縁に群生する。
お盆の頃にヒガンバナに似るが、微妙に花弁の形状が異なるオレンジ色の花を咲かせる。
花が白いシロバナキツネノカミソリも存在する。
変種
オオキツネノカミソリ
学名 | Lycoris sanguinea var. kiushiana |
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分布域 | 日本(関東以南の本州、四国、九州) |
開花期 | 7~8月 |
花言葉 | 「妖艶」 |
花が少し大きめで雄しべが長い。
花が白いシロバナオオキツネノカミソリも存在する。
ムジナノカミソリ
学名 | Lycoris sanguinea var. koreana |
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分布域 | 日本(九州) |
環境省レッドリストカテゴリ | 野生絶滅(EW) |
開花期 | 8~9月 |
花言葉 | 「妖艶」 |
かつて宮崎県日向市に自生していた野生絶滅種。
キツネノカミソリより花がやや小型で紅紫色。
対馬と宇久島に似た植物が存在し、生き残りではないかと言われている。