概要
キミ・ライコネンはフィンランド人のレーシングドライバーである。1979年10月17日生まれ。
名伯楽・ザウバー氏のお眼鏡にかない、F4からいきなりF1へとステップアップ。
2007年にフェラーリでワールドチャンピオンになっている。なお2023年時点で、フェラーリ所属のドライバーがドライバーズチャンピオンを獲得できたのはこの年のライコネンが最後となっている。(コンストラクターズタイトルは2008年が最後)
一度F1への情熱を失ってWRCに転身するがうまくいかず、2012年にF1にロータス・ルノーGPで復帰。後にフェラーリにも復帰し、いぶし銀のドライバーとして活躍した。
アイスマンの愛称を持ち、クールだがマイペースなイケメンとして、安定して人気が高いドライバーである。
キャリア初期はメディア嫌いで冷たい男に思われていたこともあるが、年齢を重ねるにつれて対応が丸くなっていった。現在は子煩悩な父親である。
ジョークや雅を理解する心も持っており、英語版俳句の本(!)を出版したこともある。
無類の酒好きとしても有名であり、シャンパンファイトは人にかけるよりもまず一口呑むのが先である。また2006年のモナコGPではリタイヤ後にチームのピットに戻らず、自身の所有しているクルーザーに移動して水着姿で飲酒をしながら観戦している姿が国際放送で映されていた。
遂に
2010年代後半から引退を仄かめしていたが、2021年8月頃、最終戦アブダビGPをもって引退する事を発表。2001年から2009年、2012年から2021年のあわせて19年間のキャリアにピリオドが打たれることになった。
引退後はF1現役時代からプライベート参戦していたモトクロスのカワサキチームの代表に就任している。
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外部リンク
公式サイト(英語)