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キルデスビジネス

きるですびじねす

「リアリティショーRPG キルデスビジネス」は日本のテーブルトークRPG作品。著者は齋藤高吉/冒険企画局。新紀元社から新書判サイズにて2013年9月に発売された。
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ゲーム概要

河嶋陶一朗が開発した汎用RPGルール「サイコロ・フィクション」を使用した第8弾の作品。第7弾「マルチジャンル・ホラーRPG インセイン」と同時発売。1対1のPvP(PL同士が戦うシステム)に特化したルールである。このシリーズ恒例の、前半の約2/3がリプレイで、残りがルールである。


舞台設定

このゲームは地獄リアリティ番組『キルデスビジネス』である。PCは地獄のテレビ局・ヘルTVの当番組プロデューサーであるヘルPにスカウト(拉致)され、無限のエネルギーを内包する『黄金の魂』の持ち主を殺して魂を回収する『回収人(コレクター)』となり、この番組で行われる戦闘やサービスなどで【ソウル】を集め、番組終了までにもっとも多くの【ソウル】を集めた回収人が勝利し、あらゆる願いをひとつ叶えることができる。ちなみに、回収人はこの番組に出ている間だけ特別な戦闘服を支給されており、それによって超人的な攻撃力を発揮できる。


結果フェイズ時点でソウルがマイナスだと地獄落ちしてヘル観客(地獄の住人)になってしまうから(つまりキャラロスト)、せいぜいヘル頑張ってね!

それと、脈絡も無いお色気やギャグなどのサービスもこなして視聴率をヘル稼いでくださいね!

ゲームシステム

GMが用意するのはルールブック(特にシーン表やソウル放出表などの各種の表とサマリーシート)と、PCに倒されるNPCキャラクターシートだけ。リアリティ番組故にシナリオはダイスとPCとNPCが勝手に作ってくれる。PLもPCの経歴やら願いやら番組参加のいきさつやらを考えるのが面倒なら全部ダイス任せにできる。ちなみにヘルスタイリストのセリフも表として用意されている。

シーン制をとっており、基本は導入フェイズ→1サイクル目→護衛天使戦→2サイクル目→標的戦→結果フェイズを1シーズン(1ゲーム)とする。PCは自分のシーンで他のPCと関係を結んだり、PCに戦闘を仕掛けたり、視聴率を上げるためにサービスを行ったりする。視聴率を基準値以上に上げた人にはご褒美があるが、基準値以下に下げたら下げたPCはソウルは持っていかれるし他のPCもサービス以外の行動が取れなくので、PLは視聴率を気にしながらソウルと視聴率を稼ぐことになる。


戦闘はいたって簡単。PCは6つのアビリティと、その最上位版であるキラートリックを持つ。アビリティにはファンブルとなる数値である1から6までのリスク値がそれぞれ1つずつ設定されている(キラートリックは7)。まず、先攻はリスク値1か2のアビリイティの使用を宣言して目標値5以上で2d6を振り、成功すると後攻はそのアビリティよりリスク値が1か2大きい自分のアビリティの使用を宣言した上で、相手が使用したアビリティの特技を指定特技として自分が所有する特技で判定を行う。これをどちらかが失敗するか、キラートリックが成功するまで続ける。なお、ファンブルはリスク値以下の数字である(未満ではない)。

関係があるキャラクターは関係を持つキャラクターの戦闘に乱入できる他、1シーズンに付き1度だけ関係の深度の値だけ関係相手の出目をプラスにもマイナスにも補正できる。

ちなみにキラートリックはPLが自由に名前をつけることができるため、カッコイイ名前をつけよう!


なお、地獄の番組故、戦闘やそれ以外でもしょっちゅうPCやNPCが死ぬが、戦闘以外の場面で死んだ場合はすぐに生き返るのでご安心を。戦闘で死んだ場合はダイス放出表にしたがって1d6を振って出た目で指定されたソウルを放出した上で、ヘルER代のソウルを支払う。ヘルERは6度まで使え(お世話になるたびに代金は高くなる)、減少したソウルと同じ値だけ発生する「ヘルスラッグ」を消費してヘルサイバーという強化アイテム(判定補助とか特技追加とか)を取得できる。


別名・表記ゆれ

キルビジ

関連タグ

サイコロ・フィクション 冒険企画局

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