CV:藤田圭宣
概要
ケロン軍が古代ケロン人の遺跡を研究して作り上げたキルル。
育成カプセルを兼ねた侵略カウンターが0(=ケロロ小隊のペコポン侵略失敗)になると同時に出現するよう設定されていたが、日向冬樹がおギロ様(おゲロ様のスペア)にケロロ小隊が撤退しないように願った事で突如雷がカウンターを直撃し、一週間早く出現した。
予定より早く誕生したせいかオリジナルのような破壊衝動がなく、ケロロのガンプラで遊んだりするなど感情豊かになっている。印をつけた相手からエネルギーとして吸い取っているのは優柔不断で、しかもただ大きくなるだけで変化はなく、吸収された相手もまったく影響がない。侵略カウンターの時から続けて「マッシュ」と呼ばれている。
不良品と判断したケロン軍本部が処分のため改良型のバージョンX-52と地球に来襲。小隊の撤退とキルル引き渡しのために下された一時間という猶予の中、切羽詰まって母艦に対して時間延長を懇願したケロロの優柔不断があまりにも大きすぎて吸収限界を迎えて放出。その結果、エネルギーを浴びた母艦や周囲のX-52達が優柔不断となり、撤退命令を取り消した事で結果的に地球とケロロ小隊を救った。(当の本人は反動で手のひらサイズに縮小)。ケロロ達に付けたマークを消した後ケロン星へ渡ったが、クルル曰く「優柔不断となった本部に処分なんて決断は出せない」とのことで、その日から全宇宙の半数の宇宙人たちが優柔不断になったといわれている。