概要
『ファイナルファンタジー14』の吟遊詩人ジョブクエストに登場するNPC。
グリダニア神勇隊・金牛師団所属の吟遊詩人。
フルネームは「ギドゥロ・ティルドネ(Guydelot Thildonnet)」。
腕を見込まれて師団長から伝説の戦歌「終焉の戦歌」の調査隊に任命されたものの「興味もねえし、面倒くせー」とやる気ゼロだったギドゥロ。
ところが偶然見かけた『粋』な吟遊詩人(プレイヤー)も参加すると知るやいなや「旅路を共にしてお互い吟遊詩人として高め合おうじゃねーか」と同行を決めるのだった。
かくしてギドゥロは吟遊詩人であるプレイヤーと「吟遊詩人を集めた特殊部隊」設立の発案者「双蛇党」のサンソン大牙士の3人で調査隊を組み、イシュガルドへ向かうことになる。
行動原理は自由そのもので、堅物のサンソンとは事あるごとに衝突。本人なりに「終焉の戦歌」について調べていたものの、行き違いで決裂してしまう。しかしその実、サンソンの実直すぎる性格は認めており、別行動をとりながらもこっそり後をついて来ていた。
その後「終焉の戦歌」の手がかりをアバラシア雲海の遺跡で見つけるが、そこに封じられていた妖異・リゲイアーが復活し、窮地に陥るサンソンと光の戦士の元に駆けつけて加勢、撃破に貢献した。
その後もサンソンとやり合いながらも、関係は回復する。ただし自由な事には変わりなく、相変わらず「粋」と美しい歌を求めて気ままに動くギドゥロであった。
「紅蓮のリベレーター」では、グリダニアとアラミゴの間で起きた「紅葉戦争」の真実を追う事となる。
その過程で、グリダニアの名将バンシュロンがアラミゴ側の謀略により暗殺された事実が明らかとなり、解放戦争で協力関係を結んだ軍事同盟に亀裂が入りかねない事態に及んでしまう。
バンシュロンの末裔であり、事実を明らかにして先祖の無念を晴らそうとするヌールヴァルにサンソンを人質に取られ、上記の事実を精霊評議会が隠蔽しようとする「無粋」に怒るギドゥロ。しかし「ボルさん」ことボルセル大牙佐の力添えもあって、光の戦士達はサンソンを取り戻しヌールヴァルを捕縛する事に成功。
「我々は決してこの事実を闇に葬らない、時が来れば必ず世に知らしめる」と約束するサンソンに「この国の未来を、もっと粋なものにするためにも気張ってもらわないとな」と発破をかけた。
「漆黒のヴィランズ」では、第一世界で冒険をしてきた光の戦士から合奏の誘いをかけられて快諾。
ロールクエストに登場した狩人ルー・リークの物語に詩想を得たジェアンテルによる「放蕩息子の歌」で三重奏を奏で、後進の吟遊詩人達を感動させ、おおいに奮起させるきっかけを作った。
「暁月のフィナーレ」では、イルサバード派遣団にサンソンや双蛇党隊員らと参加。戦歌による支援を担当し、バブイルの塔攻略においては陽動を引き受けた。
またキャンプ・ブロークングラスでは各国からの参加者と交流して歌を学び、ガレアン人の歌にも興味を抱いて語らう機会を望んでいた模様。
プロフィール
人物
『粋』を愛し、勝手気ままに振る舞うため、「腕は立つが性格に難ありの問題児」として、所属を超えて知られている。
独断で何も告げずに単独行動することが多く、しょっちゅう団体行動を乱すため、堅物なサンソンとはそりがあわず度々衝突する。
逆に『粋』を理解してくれるプレイヤーにはとても好意的に接してくる。