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ギラヒカ

ぎらひか

「ギラヒカ」とは、ポケットモンスターに登場する伝説のポケモン『ギラティナ』と女主人公『ヒカリ』の組み合わせの事である。
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概要編集

ポケットモンスターシリーズの第4世代作品『ダイヤモンド・パール・プラチナ』より同時登場した、

伝説ポケモンの「ギラティナ」と女主人公の「ヒカリ」のカップリング、またはコンビタグである。


ギラティナは、ディアルガパルキアが誕生した時に一緒に生まれたとされるポケモン。

しかし、相当な暴れ者であったため、この世界の裏側に追放された。反物質を司り、現在は「やぶれたせかい」から主人公たちのいる世界を静かに見つめている。プラチナではシナリオ上重要な役割を占め、その設定や見た目等からうかがえる「影」や「闇」などのイメージが、女主人公のデフォルトネームである「ヒカリ(光)」と対になっており、似たようなイメージのあるダーヒカと同様にカップリングやコンビとしての人気が高い。


姿・服装編集

ギラティナには「アナザーフォルム」と「オリジンフォルム」という、二通りの姿が存在する。ダイヤモンド・パールではアナザーフォルムで、プラチナではオリジンフォルムで登場した。

プラチナであっても、やぶれたせかいを出て主人公たちのもといた世界に戻るとアナザーフォルムになるが、その場合「はっきんだま」という専用アイテムを持たせるとやぶれたせかい以外でもオリジンフォルムに戻れる。

ダイヤモンド・パールだとはっきんだまは存在せず、通信で持ち込むこともできないので、ずっとアナザーフォルムのままである。

ちなみにギラティナの特性はアナザーフォルムだとプレッシャー、オリジンフォルムだとふゆうになる。



アナザーフォルム

ギラティナ・アナザーフォルムさん




オリジンフォルム

Renegade


上記イラストからも分かる通り、アナザーフォルムのギラティナは六本脚にボロボロの翼を持っているが、オリジンフォルムのギラティナには脚がなく、翼も翼というよりは飛ぶことが目的ではない6本の装飾品のような見た目になっている(おそらくオリジンフォルムのギラティナの特性はふゆうなので、無くても飛べるため翼の役割はしていないのだろう)。

また、主人公であるヒカリのダイヤモンド・パールの衣装は黒いノースリーブとソックスに赤いマフラー、ピンクのスカートで髪留めの色は黄色。

プラチナの衣装はコートを着ておりピンクというよりはやや赤い。マフラーとソックスは白でコートのボタン部分と髪留めの色はピンク。


見た目の組み合わせとして、ゲーム上のことを考えれば三通りであるが、現実的には冬服から夏服に変わったりもするだろうからプラチナベースに考えて、オリジンフォルムのギラティナ×黒いノースリーブ姿のヒカリ、でも全然大丈夫であろう。

また、ゲーム版ではヒカリの髪の色は黒いがアニメ版では藍色なこと、黄色と青のギラティナの色違いが存在することから、この他にも様々な色合いと形状、服装の組み合わせが想像できる。



ちなみにアナザーフォルムのギラティナは高さが 4.5mで重さが750kg、オリジンフォルムのギラティナは高さが 6.9mで重さが650kg。主人公のヒカリは身長140cmで体重34kgであり、体格差が物凄い。

DPtのポケモン図鑑にはたかさ・おもさくらべという機能があってポケモンと主人公の高さと重さを比べられるのだが、重さの比べ方が天秤の秤の片方に主人公が乗り、そのもう片方にポケモンが乗るという形式で、ギラティナと主人公の重さを比べるとギラティナがあまりに重すぎて主人公が真上に飛んでいく。それがまたすごくかわいい。


出会い方編集

ダイヤモンド・パールでは、ぜんこくずかんを入手した後、「おくりのいずみ」にある「もどりのどうくつ」で会える。シナリオの進行には関係がなく、ギラティナに会わないままゲームを終わらせても問題がない。

レベルは70。殿堂入り後にしか行けないので結構高め。


プラチナではやぶれたせかいで、アカギとのバトルに勝利した後に戦える。このバトルへの突入はシナリオの進行上必要不可欠なので避けて通ることはできない。ちなみにギラティナとバトルする前にシロナが体力を回復してくれる。また、捕まえる・倒すの他に、逃げるという選択肢を使うこともでき、倒したり逃げたりした場合は、殿堂入り後にもどりのどうくつにて再び戦える。もどりのどうくつで再戦する場合もやぶれたせかいでそのままたたかう場合も、レベルは47である。ただし殿堂入り後のもどりのどうくつでの再戦は、やぶれたせかいではないのでギラティナはアナザーフォルムでの出現であり、捕獲すれば捕まえた場所ももどりのどうくつとなる。


カップリング的に編集

プラチナシナリオ上のやぶれたせかいでギラティナとバトルする前にアカギから、

「……貴様にあのポケモンを倒したり、捕まえたりなぞできるものか。私が考えるに!このおかしな世界はあの影のポケモンそのもの!捕まえたり倒したりすればこの世界も消えるはず!なるほど!貴様は私のかわりに世界をつくりなおすのではなく、世界を壊すというのだな」

シロナからは「ギラティナに勝つことできみとポケモンとが持っている強い絆をみせるか、あるいは仲間になって欲しいと強い気持ちをみせるかすればギラティナも分かってくれる」と言われる。(※実際には漢字ではなく平仮名であり、セリフ間の空間だけで句読点はない。!はそのまま。)


シロナが言う通り分かってくれたのか、主人公がギラティナを捕まえても倒したりしても世界は消えなかった。更に「出会い方」で述べたように、この二つの選択肢以外に逃げるという道も選べるのだ。

この時どの選択をしたかによってそのすぐ後のアカギのセリフが少し変わる。



倒した場合

アカギ「あのポケモンを……かげのポケモンをたおしただと!?」


捕獲した場合

アカギ「あのポケモンを……かげのポケモンをつかまえただと!?」


逃げた場合

アカギ「たたかわないことであのポケモンの……かげのポケモンの!いかりをしずめただと!?」



経緯を考えると、どの選択をしてもギラヒカ的にとてもおいしくないだろうか。




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