「そうだ…負けた方が『鬼』なのだ!そ れ が 歴 史 だ」
演:篠井英介
概要
室町時代、日本の舟島を拠点といて暴虐の限りを尽くしていたとされる“オニ一族”の長。
同じ“オニ一族”の1人であるミミヒコの兄でもあり、黄金や朱色を基調とした豪奢な衣装に長く伸ばした黒髪、そして白塗りの顔といったまるで歌舞伎役者の様な格好をした大仰でおどろおどろしい雰囲気を醸し出した容姿をしている。
また、“黄金の錫杖”で武装しており、滔々とした独特の口調で話すという癖を持つ。
冷静沈着にして野望達成のためには手段を選ばない冷酷無比な性格をしているが、兄弟愛は誰よりも強く、弟のミミヒコの前では屈託のない笑顔を見せる事もある。
理由は不明(鬼の戦艦を所持していたことが、関与しているかもしれない)だが、自分たち一族が保有する切り札が失われ、人間たちに敗北するという事実を知っており、“世界の崩壊現象”で偶然発生した時空の歪みが発生した事を利用して切り札の片割れを手に入れる為に1980年代に弟のミミヒコを始めとする配下たちを送り込み、歴史改変という大罪を犯してでも滅びの定にある自分たち一族の運命を変えようと暗躍していた。
偶然発生した時空の歪みの影響で発生したエネルギーを浴び、ゴルドラへの変身能力を得ており、力で相手を捻じ伏せる事を好む弟とは対照的に策略を巡らせて事を運ぶ知略に長けた策略家で、武力にも長けており、戦闘の際は区内型の炸裂弾を放って相手を攻撃する。
その一方で、モモタロスたちの作戦に全く気付かずに意気揚々と現代へとやって来たと思い込んでしまうなど、何処か間の抜けた一面も持っている。
最終決戦で、切り札である鬼の戦艦を取り戻す直々に乗り込んで歴史を改変する為に猛威を振るうが、デンライナーの特攻で戦艦を破壊されてしまい、最後は電王 ソードフォームの「(俺の超必殺技)デンライダーキック」を受け致命傷を負い変身を解除され、戦艦の操縦席を巻き込んで爆死した。