概要
東京湾以南、フィリピンまで分布する。水深30~50mの岩場の海底にすみ、腔腸動物のイソバナやヤギ類に付いていることも多い。甲長1.5cmほどの長三角形で、甲羅はあまり硬くない。前2対の歩脚には硬い長毛の縁どりがある。前節は幅広く、指節はそれに対応した鎌(かま)形である。後ろ2対の脚はクモのように細く、前節と指節でハサミを形成する。1属3種であるが、いずれも個体数は少ない。
主なクモガニ
- アロー・クラブ
- イッカククモガニ
- クモガニ(メイン画像)
- サガミモガニ
- ノコギリガニ
- ハリセンボン
- ヒラアシクモガニ