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概要

アーケイディア号のイベントで福音が遭遇した、クラリオンと瓜二つの存在。名前はギリシャ神話の神フォボスから来ており、「恐怖」を意味する。

正体

ウザルの研究所から行方不明になっていた戦闘用アンドロイド「クラリオン」の同型機で、3体の予備義体の一つ。機体番号は「CLARION 00 type-02」。外見は体色が白である点を除きクラリオンと瓜二つ。

性格は勝気かつ好戦的。無表情で機械的な言動が多いクラリオンと比べると、優雅さを感じさせる立ち居振る舞いを見せ、お嬢様のような口調で話す。ウザルを「お母さま」、クラリオンを「お姉様」と呼ぶ。

ことあるごとに自身はクラリオンより優れていると主張し、クラリオンと(ケンカは福音が禁止しているので)ケンカに至らない程度の小競り合いを繰り広げている。

秘密結社ポセイドンの『刀剣部門(ギルド)』の長で、名匠『S・マサムネ』作の大剣『煤朱雀(すすすざく)』を用いてクラリオンを強襲したものの、剣より先に腕の方が壊れてしまい、奥の手である「プラズマ=ネコパンチ」を撃ち合った後に倒れた。その後、崑崙八仙邸に回収される。しかし、それ自体が彼女の思惑であり、自身についていたポセイドン側の「枝」を落とした後、福音と拓美の許可も得て共に暮らすこととなる。

過去にクラリオンとの間に何かあったらしく、クラリオンにとって彼女は恐怖の対象であり、何かと警戒されている。

また、福音のことを気に入っており、「あなたは私のもの」と発言している。あまりにもべったりなので、そっちの意味でもクラリオンは警戒している……と思われる。

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クラリオン・フォボス
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