概要
泉こなたの連載初期バージョンである。
解説
「らき☆すた」連載初期のこなたは、のちに定着したキャラクターとは違い、以下のような感じだった。
- 表情の変化が少ない。
- そもそも、目のハイライトが弱かったり、猫口にならなかったり、アホ毛が後頭部ではなく頭頂部から出ていたりする。
- オタクである事が、あまり強く前面に出されていない。
- 言葉数も少なく、比較的無口。
しかし変化は早く、コミック1巻を見ると、連載3回目で既に猫口になって、「ギャルゲー」「エロゲー」「好感度」「フラグ」だのと口走り始めている。
多分、クールこなたが周囲に身構えていた元の性格で、つかさ・かがみ・みゆきと付き合い始めてから次第に、積極的に本来の自分をさらけ出すようになったのだろう。
しかしこの、実はかがみではなくこなたがツンデレではないかといった感じの豹変っぷりはインパクトが強く、描いた当人ですら、1巻の後書きで「何か今と全然違うし」と言ったくらいである。
なお、命名したのも作者本人である。
アニメよりも前に出た『らき☆すた萌えドリル』では泉こなたは広橋涼が演じていたが、声の感じはアニメ版と異なり、ややクールな感じであった。
アニメ版では最初から連載3回目以降のキャラになっている。
更に時は流れて「らき☆すた」連載20周年を記念してつくられたタペストリーで、現在のこなたとクールこなたがの共演が実現した。ちなみにクールこなたのセーラー服は緑色となっている。
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