概要
「マクロス7」に登場する銀河毛長ネズミという種族の生物。
見た目は尻尾が生えて目が付いた茶色い毛玉。
普段は毛に埋もれていて見えないが脚もちゃんとある。色は濃い緑。
ミレーヌ・ジーナスの親友で、彼女が5歳の時、父のマクシミリアン・ジーナスからプレゼントされた。
- プレゼントと言ってもそこらのペットショップで買ってきたわけではなく、プキラセス星系第5惑星において群れとはぐれ瀕死の状態だったグババをマックスが保護したという経緯がある。
劇中では大抵ミレーヌの肩に乗っているか、髪に隠れている。
ミレーヌ以外だとバサラとも仲が良い。
ミレーヌの愛機であるVF-11MAXL改の右の翼にグババっぽいマークがついている。
種族・生態
銀河毛長ネズミという種族名は通称で、正式には「ギャララシ」という種族。
もっと正確には「宙産綱/虞歯(ぐば)目/グリプティナス科/不定形属/ハリグリプティナス種亜種ギャララシ」。
地球に生息するネズミとは全く関係のない種族である。
移動する際は後ろ足で跳び跳ねるようにして行う。見た目はカンガルーのそれに近い感じ。
尻尾は非常によく伸びる上に力もそれなりにあり、何かに巻き付けるようにして掴まり自身の体を引き上げることも可能なほど。
知性は高めで、劇中では牢屋に閉じ込められたミレーヌの指示で鍵をくすねてくるなどの活躍も見せている。
感情の送受信能力
ただの小動物ではなく、感情を送受信する感応能力を持っているのが特徴。
ミレーヌの感情とリンクしており、ほとんどのシーンで彼女と同じ表情を見せているほか、ミレーヌが本心を隠していても、グババの表情を見れば彼女の本心が分かるようになっている。
能力の応用として、ミレーヌと離れた場所にいてもテレパシーのように互いの位置や状況を感じ合うことが可能である。ただ、ミレーヌ曰く「グババ側から送ってくれないと難しい」とのこと。
この能力を使っているときはトランス状態になっており、全身の毛が逆立つ・目が大きく見開かれて瞳が虚ろになるなどの現象が起こる。
もちろん、この能力とは別にグババ個人の感情も持っている。
例えば敵や不審者、悪意にミレーヌは気づかずグババだけ気づいているという場合には警戒心をあらわにした表情を見せる。