概要
1932年に公開されたアメリカの映画。
監督はエドマンド・グールディング。
オーストリアの作家ヴィッキイ・バウムの小説「Menschen im Hotel」を原作とする。
ベルリンの超一流ホテルを舞台に、さまざまな人物の交錯を描く群像劇。
米国アカデミー賞で作品賞を受賞した。
登場キャラクター
()内は演者。
- グルシンスカヤ(グレタ・ガルボ)
ロシアのバレリーナ。最近は落ち目になりつつあり不安に苛まれている。
- ガイゲルン(ジョン・バリモア)
男爵。賭博で借金を作っており、グルシンスカヤの宝石を盗むべく彼女に接近する。
- プライジング(ウォレス・ビアリー)
大企業の社長。しかし会社は倒産の危機にあり、合併交渉に望みを託す。
- フレムヘン(ジョーン・クロフォード)
速記係の女性。プライジングに雇われた。
- クリンゲライン(ライオネル・バリモア)
プライシングの会社の経理係。
医師から余命宣告を受けており、最期の思い出を作ろうと全財産をはたいて高級ホテルを訪れた。