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第9地区

だいきゅうちく

『第9地区』(原題『District9』)とは、2009年に公開されたニール・ブロムカンプ監督のアメリカ映画。
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概要編集

南アフリカ共和国・ヨハネスブルクを舞台にしたSF映画。

監督・キャストともに無名、ハリウッドにしては低予算、という状況ながら、その評判が広がり大ヒットした異例の作品。


エイリアンを隔離する地球人と、住処を追われるエイリアンの構図は、差別問題・アパルトヘイトに対する社会的な寓話になっている。

エビをモチーフにしたエイリアンやメカの造形も評価が高い。


製作国はアメリカ合衆国、南アフリカ共和国、ニュージーランド

言語は英語、チェワ語、アフリカーンス語が入り乱れる。


公開時期配給
2009年8月13日オーストラリア/ニュージーランド
2009年8月14日アメリカトライスター・ピクチャーズ/MGM
2010年4月10日日本ワーナーブラザーズ/ギャガ

あらすじ編集

28年前、ヨハネスブルグ上空に宇宙船とエイリアンが現れた。

宇宙船が故障したため宇宙には帰れないという彼らは、外観から「エビ」と呼ばれ、地球に住み着くことになった。


現在、「エビ」と地球人の共存する「第9地区」は、超国家機関MNUによって管理されていた。

そこは暴力と犯罪が吹き荒れるスラムと化しており、「エビ」と地元民との間には争いが絶えない。

治安を改善すべく、MNUは「エビ」を収容する施設「第10地区」へ移住させる計画を立てていた。


MNU職員のヴィカスは、「エビ」を立ち退かせるべく、「第9地区」を訪れる。

反抗する「エビ」には容赦のない対応を加えるヴィカスだったが、最中、謎の液体を浴びてしまう。

それから、彼の体は少しずつ変調をきたし始める。


登場人物・キャスト編集

役名役柄キャスト日本語吹き替え
ヴィカス・ファン・デ・メルヴェMNU職員シャールト・コプリー川島得愛
クーバス大佐MNU傭兵部隊デヴィッド・ジェームズ谷昌樹
クリストファー・ジョンソン「エビ」の親ジェイソン・コープ斉藤次郎
リトルCJ「エビ」の子-たなか久美

余談編集

  • 「高度な文明を持った異星人がインフラ(宇宙船)を失なったら役立たずになる」「その結果、地球では惨めな生活を送る被差別階級と化す」「挙句の果てにはプライドも何もかも捨てて、地球人へ物乞いして食いつないでる奴が大半になる」「しかも、地球人側からは『あんな高度な文明を持ってるのに阿呆ばかりなのは、きっと、こいつらは知識階級と奴隷に分かれてて、宇宙船の事故で偶然生き残ったのは無知な奴隷階級ばっかりだったのだろう』と誤解される」という、後の時代からすると偶然にも、「なろう系」という言葉が出来る以前の作品にも関わらす「異世界転生して現実世界での知識・技能を活かして無双するなろう系」のアンチテーゼとなっている。

関連動画編集


関連イラスト編集

District9 ヴィカスおじさん


関連企画編集

第9地区素材


関連タグ編集

映画 SF映画 ハリウッド

SF 風刺 エビ エイリアン 宇宙人 異星人

エクソスーツ

Halo


外部リンク編集

映画「第9地区」オフィシャルサイト

第9地区 - Wikipedia

第9地区とは - はてなキーワード

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