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グレイシスター

かつてまほとよばれていたもの

グレイシスターとは『超次元ゲイムネプテューヌ Sisters vs Sisters』に登場する、正体不明の女神。
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ああ……でも、時間がない……結束を……果たさなくては


CV鈴代紗弓


概要編集

超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters』に登場する謎多き灰色の女神。その正体はぴーしー大陸の女神候補生であるマホが女神化した者であるが、元が複数人存在しているマホである為、

  • 未来世界からやってきたグレイシスター(作中でも主に「グレイシスター」名義となっている)
  • ネプギアが序盤で出会ったマホが女神化した姿
  • マジェコンヌの配下となった、現代の時間軸のマホが女神化した姿

の3人存在しているが(トゥルールートのマホは女神化していない)、ここでは主に1番目のグレイシスターを解説し、参考程度に2・3番めのグレイシスターも併せて解説する。共通して使用する武器は女神化前と同じく盾であり、Nintendo Switch版では追加要素としてマホの女神化によって使用する事が出来る。


活躍編集

自身を「かつてマホと呼ばれていた者」と自称する、本編とは異なる時間軸の未来からやってきたグレイシスター。彼女は過去で悲惨な出来事に出くわし、それ以来何度もタイムリープを繰り返して本編の時間軸に来た経緯を持つ。

過去編集

マホやネプギア以外の女神が犯罪神マジェコンヌによって滅ぼされ、生き残っている人が数少なくなったゲイムギョウ界(G.C.2019年から102741時間≒約11年後)。そこでもネプギアとは親友となっており、生き残る為に必要な物や後のシーリィとなるタイムマシンのパーツを探していた。

ある日、イストワールの提案で南西部にある孤島へ避難しようとしたが、避難しようとした矢先に犯罪神に遭遇してしまい、犯罪神の攻撃によってイストワール一行まで犠牲になり、立ち向かったネプギアも重傷を負ってしまう。ネプギアは自身のシェアエナジーを最大限までシーリィに与え、マホにゲイムギョウ界の平和を取り戻そうよう単身でタイムスリップするよう促した。それによってマホはシーリィと共にG.C.2019年に戻り、犯罪神を完全消滅させるまでに女神化した姿でいようと決意し、言葉遣いもネプギアにあやかって敬語口調に変えていた。


1度目のループでは四女神と結託し犯罪神を倒そうとするが(その際に元の口調が抜け切っておらずパープルハートを「ねぷちー」と呼ぼうとしていた)、倒したはずの犯罪神がアンリからロムに憑依して事態が悪化した結果討伐に失敗し、2度目では四女神に事情を話さず犯罪神を守る形で敵対、それ以降は犯罪組織から奪った、女神を封じる装置を改造して封印装置を開発する事に専念していたが、一時挫折していた期間も存在していた。

本編の時間軸の直前の時間軸では、以前と変わらず犯罪神を守る形で敵対した結果、ゲハバーンを持ったネプギアに攻撃を受けそうになる。ゲハバーンの攻撃を受けた犯罪神に致命傷を負わせるのは成功してもネプギア達が犠牲になってしまうのは納得が行かず、その場でゲハバーンを砕き、その欠片を所持して本編の時間軸にタイムリープした。


ただし、度重なるタイムリープが原因で「マホの存在そのもの」がイレギュラーになってしまい、その影響で無数にモンスターを大量発生させる怪奇現象「バズール現象」の原因になってしまっている。

本編編集

犯罪神に渡ったISクリスタルからシェアエネルギーの流れを抑制し逆流を防ぐ(=リミッターを掛ける)為に、ぴーしー大陸に存在していたタワーを破壊(その中にはアンリの両親が勤めており、彼らを含めた人まで殉職してしまった為、アンリから強く嫌悪されていた)。また、ぴーしー大陸での戦闘で犯罪神にやられそうになったネプテューヌを封印装置のカプセルに入れて救出、かつ彼女の治療する活躍もしている。(ただし治療後のネプテューヌが寝ぼけたままカプセルに入ってしまいそのまま川に流され、それをマジェコンヌが回収してしまう。カプセルから出たネプテューヌがやたらと余裕の表情を見せていたのはその為)


その後は常にシーリィと共に行動し、シェアの回収とマジフォンの自動工場破壊を目的に行動している。作中では何度かネプギア達と敵対するものの、当初は理由を聞かれても答えなかった。しかし、プラネタワーでグレイシスターとマジェコンヌが戦ったのを機に打ち解け、ネプギア一向に自身の目的や過去について話した。ネプギアがシーリィの修理をしているのを、過去を想起しながら見ている描写も存在していた。


しかし、後のギョウカイ墓場となる浮遊島でマジェコンヌの配下となった現代のマホによって時空の狭間に突き落とされ、約12000年前のゲイムギョウ界に不時着。犯罪神が再びタイムスリップする事を想定し、かつシーリィを用いて狙った時代にタイムスリップ出来るようにする為や、そのタイムスリップでISクリスタルを対消滅を起こす為の2個目のISクリスタルを作成する為に、現在のプラネテューヌとなる平原で研究施設を建設する事に。完成後はネプギアの時代までカプセルに入りコールドスリープに就いていた。

プロローグで、プラネテューヌに謎の研究施設にてネプギアら女神候補生たちをカプセルに閉じ込めて2年後のゲイムギョウ界まで眠らせたシーンが存在しているが、それこそ一旦紀元前までタイムスリップしてきた未来のグレイシスターであり、女神候補生達を保護すべく敢えて4人をカプセルに入れた事がうかがえる。ただし、長期間のコールドスリープは脳内の記憶に悪影響をもたらしてしまい、持っていたゲハバーンの欠片で犯罪神を完全に消滅させたのは良かったもののそのまま倒れてしまい、記憶を失った未来のグレイシスターが本編でメインとなる記憶喪失の本編マホとなる結末を迎える。


その他のグレイシスター編集

本編グレイシスター編集

マホがプラネタワーでマジェコンヌに遭遇した際、マジェコンヌに屈せずネプギア達とズッ友で居ていたい気持ちから無意識の内に女神化した。従来のグレイシスターを見ているネプギアが、グレイシスターが急に「ぎあちー」と呼んできたのを違和感を持った他(本来の二人称は「ネプギア」)、マジェコンヌも自身の知っているグレイシスターとは様子が違う事に気付いていた。

現代グレイシスター編集

犯罪神が憑依しマホの体を持った事によってISクリスタルのリミッターを解除する事が可能になり、その影響で女神化した。本作のラスボスであり、無理矢理シェアを吸収し続けている影響で彼女に掛かる負担はかなり大きくなっている。


余談編集

ぴーしー大陸について編集

今作ではぴーしー大陸がピックアップされているが、名称だけなら『V』でも登場しており、その時は神次元側のスポットとして扱われていた。主に超次元が舞台となる続編の『VII』では、ニトロプラスの出身地として名称が挙げられているがストーリーの舞台にはなっていなかった。

超次元側で本格的に舞台となるのは『Sisters vs Sisters』が初めてであり、名称の登場から約9年の歳月を要していた。ただし、ぴーしー大陸の具体的な場所や地理は不明であり、作中では荒廃した状態で登場していた為元々はどんな風景が広がっていたのかも不明となっている。ただし、マホの記事に書かれている通りぴーしー大陸の国策には疑問の残る部分が見られている。

マホの姉について編集

マホの姉は「枯渇してきたシェアエネルギーを補うために自ら眠りに就いた」という形で未登場であり、所詮「グレイハート」なるキャラの詳細は判明されていない。作中冒頭のシーンでは、マホがグレイシスターに対して「お姉ちゃん……?」とつぶやくシーンがあり、一度は二人のマホが双子であるかのような疑惑も持たれていたが、結局はマホの姉が登場する事は一切無く最後まで人物像が明かされる事は無かった。

名称編集

「グレイシスター」という名称は、『mk2』の主題歌である「きりひらけ!グレイシー☆スター」とネーミングが似ている事からネタにされている。偶然の一致ではあろうが、『Sisters vs Sisters』は『mk2』の要素が強く偶然で済まされないと見られがちであるのが一因となっている。


関連イラスト編集

グレイシスターさんグレイシスターはあと


関連タグ編集

シスターズVSシスターズ ネプテューヌシリーズ

シーリィ エフツーピー マジェコンヌ


暁美ほむら:『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラ。親友を救う為に何度もタイムリープした点で一致している。ただし、ほむらはタイムスリップしたからといって複数人存在してしまう事態は発生しておらず、トゥルールートの展開からネプギアが彼女に近い役割を負うことになる。

トランクス(ドラゴンボール)未来トランクス):『ドラゴンボール』のキャラ。タイムリープの概念が似ている他、異なる時間軸の自分同士の交流が描かれている点が一致している。ただし、こちらでも過去改変によるパラレルワールドの発生は示唆されていたが、最終的には時間軸の統一で世界が改変された点で異なっている。

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