概要
コンパイルハート作のゲームシリーズであるネプテューヌシリーズにおける舞台。
主にプラネテューヌ・ラステイション・ルウィー・リーンボックスの4ヶ国から成っており、作品によってはその他の国の存在も確認されている。通貨単位は「クレジット」であり、西暦紀元は「ゲイムギョウ界暦(G.C.)」で表される。
ちなみに、大きく分けて「無印の世界」「『mk2』以降の作品における超次元」「『V』における神次元」に分けられ、後者2つは世界観的に繋がりを持っている。ここでは、昨今の作品で頻出する『mk2』以降(いわゆる本編作品)の超次元を中心に述べ、神次元は相違点を中心に解説する。
超次元
主要4ヶ国
プラネテューヌ
ネプテューヌの治める、ゲイムギョウ界西部に存在する国。他の国に比べ技術面に秀でており、それに伴いゲイムギョウ界最大の先進国となっている。
ネプテューヌ自身が不真面目な性格である為ネプギアやイストワールが代わりに政策を担う事が多いが、ネプテューヌの別け隔てなく人と接する事が出来る長所から信仰する人も多く、そのおかげで暗黒星くろめによる記憶操作に耐性を持つ人も多い。反面、『Sisters vs Sisters』では復活した犯罪神マジェコンヌの手により一度国が滅んでしまった。
ラステイション
ノワールの治める、ゲイムギョウ界東部に存在する国。工場が数多く建てられており、他の3ヶ国へサクセスしやすい事から貿易都市としての一面も持っている。
ノワールの性格に倣ってかこの国で働く人も仕事人気質の人も多く、時にはそれが原因で軋轢を生んでしまう事もある。
ルウィー
女神 | ブラン/ホワイトハート |
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女神候補生 | |
教祖 | 西沢ミナ |
ゴールドサァド | シーシャ |
主な住民 | |
備考 |
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ブランの治める、ゲイムギョウ界北部に存在する国。年がら年中雪に覆われ、また魔法の文化に強く紐づいている。
主要4ヶ国の中で一番長い歴史を持ち、国際展示場や歴史博物館といった公共施設も存在しているが、この国の住民は総じて小さいもの好きといった変わった特性を持っている。
リーンボックス
ベールの治める、ゲイムギョウ界南部に存在する国。周りに海に覆われた大きな島国であり、技術力はラステイションに匹敵する。
サクセス面ではラステイションが一番距離が近い為、その国との交流が盛んである他お互いをライバル視している事もある模様。
その他スポット
ギョウカイ墓場
プラネテューヌとラステイションの間にある山岳地帯にかつて存在した、犯罪神マジェコンヌの住処となっていた場所。
かつて四女神とネプギアが犯罪神に囚われギョウカイ墓場に軟禁状態になっていたが、犯罪神の討伐に成功し『VII』では花畑になっていた。しかし、『Sisters vs Sisters』では犯罪神の復活に伴い浮島を利用する形で以前と同じ場所にギョウカイ墓場が再建されてしまう。
ぴーしー大陸
女神 | 未登場 |
---|---|
女神候補生 | マホ/グレイシスター |
教祖 | 登場しているが容姿・名称は不明 |
主な住民 | |
備考 |
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マホの姉が治める、海の向こうにある国(具体的な場所は不明だが、南西部にあるコントローラーを模した島ではない)。PCゲームや同人ゲームが盛んであり、かつてはタワーが建っていたが、国のエネルギー不足に悩まされており、マホの姉が眠りにつくことで彼女のシェアエネルギーを介して国を保っている。他の国と違って女神が積極的に顔を出す事を良しとしない国家であり、その影響でマホが女神候補生である事も秘匿されている。
犯罪組織マジェコンヌの残党によって犯罪神の復活を不本意に手助けしてしまい、その影響で国が滅んでしまう結果となった。
神次元
神次元は超次元と違って時間の流れが早く、具体的には神次元の1年が超次元の1日となっている。女神の成り立ちも違い、適性のある女性が服用することで女神になり、それ以降不老の存在となる。『VII』までは空間を繋げるゲートが存在していたが、『Sisters vs Sisters』ではバズール現象の影響でゲートが消失している。
後述する国の他に人の住んでいる島が確認されており、『Re;Birth3』のバモー&リグー(超次元出身)は最終的に南の島の統治者として過ごすことになる。
4カ国の違い
プラネテューヌ
プルルート/アイリスハートが治めている。超次元では女神だったネプテューヌは別途登場している。ピーシェも元々はこの国の出身だった。
ラステイション
特に目ぼしい変更点は無いが、近年建国されたという設定がある。
ルウィー
一番変貌した国であり、メルヘンチックな雰囲気から京都のような和風のテイストになっている。なお、こちらも一番古くから存在していたという設定が存在している。
リーンボックス
当初は3ヶ国との面識は無く、混乱に乗じて神次元を侵攻しようとしていた。
独自のスポット
エディン
プラネテューヌの北及びルウィーの西に存在する、七賢人が誘拐したピーシェ/イエローハートを女神として建てた新興国家。ただし、ピーシェが奪還される事で国の機能が失ってしまう。
タリ
神次元のレイがかつて建国した、神次元ゲイムギョウ界における最初の国。プラネテューヌの近郊近くの山岳地帯に存在していたとされている。しかし、人民を顧みない彼女の独裁政権が祟ってクーデターに遭い国が滅んでしまう結果となった。
『Re;Birth3』ではバモー&リグーがタリの力を悪用しようとしたり、『VII』でもクロワールやくろめが悪用しようとしている描写も見られる。
ぴーしー大陸
最東端に存在している。前述した超次元のものとは異なり、緑豊かな森の中にパソコン型のビルや町並みが存在している。ただし、他の国からやって来た人には市街地に入るのに入場制限が掛かり、18歳以上の人が専用のダンジョンで偽物と戦って勝つ事で入れるという。
なお、神次元にマホ姉妹(ないしぴーしー大陸の女神)の存在は不明であり、逆に超次元にそういった制度が設けられているかも不明。
もしもし大陸
最西端に存在している。無人の大陸であるが所々電波塔が建っており、そこから発する電波を介して上陸してきた人の体を乗っ取る事もある。ちなみに、超次元にももしもし大陸が存在しているかは不明。