概要
1999年にバンダイから発売された、ワンダースワン対応のパズルゲーム。ワンダースワン代表ゲーでもある。
また、プレイステーションやPSP、ニンテンドーDS版も発売されている。
正式タイトルは『GUNPEY』と英語で表記される。
タイトルのグンペイとは、ゲームボーイやゲーム&ウォッチ等の生みの親『横井軍平』氏から取られたものであり、彼の遺作となった事からこの名が付けられたという経緯がある。
実はグンペイの原点は横井の会社「コト」がキーチェーンゲームとして出していた「へのへの」というゲームである。
画面下からせり上がってくる「/」「\」「∧」「∨」と書かれたパネルを並び替えて繋げていき、画面を横切るラインを完成させて消していくというもの。
TETRISとは異なり、繋げるべき線が斜めになっている他、ラインを消す際に生まれる画面の一時停止(仕様)を利用して更にラインを『後付け』する事で多くのパネルを消せるなど、シンプルながら全画面を見据えた奥深いプレイを楽しめる。
スマホが無かった時代にドコモのケータイ内蔵ゲーム(ソシャゲも無かった)としてリニューアルされたり、たれぱんだとの(今で言う)コラボイベントが行われるなど、時代の流れに乗り続けた作品と言える。
パズル外の雰囲気としては、テクノ調のBGMや電子ドラッグ並に移り変わる背景などがプレイを盛り上げてくれる。