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概要編集

1982年4月8日生まれ、カザフスタン共和国カラガンダ州カラガンダ出身。リング内では圧倒的な強さを誇るが、一方で人格者として知られる。

通称・GGG(トリプルG)。

ボクシングでは選手としてだけでなくプロモーターとしても活動している。


来歴編集

ロシア系の父と高麗人(ソビエト連邦崩壊後の独立国家共同体(CIS)諸国の国籍を持つ朝鮮民族)の母の間に4人兄弟の1人として生まれる。

14歳の時に兄にジムへ連れられていきボクシングをはじめる。


アマチュアではアテネオリンピックミドル級(75kg)に出場、銀メダルを獲得。

2006年5月6日、ドイツでプロデビュー。

2010年8月14日、パナマシティでWBA世界ミドル級13位のミルトン・ヌネスと、WBA世界ミドル級暫定王座決定戦を行い、初回開始58秒で右フック一撃でダウンを奪いKO勝ち。

19連勝で暫定王座を獲得し、同年10月に正規王者フェリックス・シュトルムのスーパー王座認定に伴い正規王座に昇格。

以後、

  • WBA世界ミドル級王座(防衛10=スーパー王座に認定)
  • WBA世界ミドル級スーパー王座(防衛9)
  • WBC世界ミドル級暫定王座(防衛4=正規王座に認定)
  • WBC世界ミドル級王座(防衛4)
  • IBF世界ミドル級王座(防衛4)

を獲得。

2018年6月、IBFは1位のセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ロシア)との指名戦が合意されなかったとしてゴロフキンの王座を剥奪

2018年9月、サウル・アルバレス(メキシコ)に2-0の判定で敗れ、WBA王座は20度目、WBC王座は9度目の防衛に失敗。

2019年10月、デレイビャンチェンコとIBF世界ミドル級王座決定戦を争い、3-0の判定勝ちで返り咲く。


日本人選手とは、淵上誠(八王子中屋)と石田順裕(グリーンツダ)の2名がWBA世界ミドル級王座をかけて対戦し共にゴロフキンが勝利している。

また、村田諒太がスパーリングパートナーを務めたこともある。


そして2021年12月29日にさいたまスーパーアリーナにおいて、WBA世界ミドル級スーパー王者村田の王座統一戦が開催が決定した。

当日はWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)対同級9位クリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)戦とのダブル世界戦の予定・・・だったがオミクロン株の影響から海外から入国が厳しくなり延期。その後2022年4月9日に同会場にて開催決定。(中谷は対戦相手が変更。)

結果は9回2分11秒TKO勝ちを収め、2度目のIBF王座防衛、WBAスーパー王座の獲得に成功。


2022年5月24日、スーパーミドル級4団体統一王者となったサウル・アルバレスと9月17日にスーパーミドル級タイトルマッチとして4年振りに再戦することが発表、T-モバイル・アリーナで行われたが、12回判定負け。(しかしアルバレスは左手首の靭帯損傷を明らかにし長期離脱の可能性があることを表明している。)

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