概要
CV:大谷育江(南国少年パプワくん)、小林沙苗(PAPUWA)
ガンマ団総帥・マジックの次男。兄に18歳齢の離れたシンタローがいる。
12月24日生まれで、パプワとは同じ日に生まれた同い年でもある。
父親と同じく両目とも秘石眼。
青の一族の中で最も強い力を持っているとされ、その力は父親のマジックも遠く及ばないという。
幼くして強力な力を持つ息子を危険視したマジックはコタローを自身の監視下に置くために監禁するが、逆にそれがコタローの精神を大きく歪ませてしまう。しかもそれが元でシンタローはガンマ団を抜けてしまう。
自身を監禁したマジックのことを嫌い、解放されてから即座に殺そうとするなど、善悪という概念をそもそも持っていない。後にシンタローの本体であるキンタローと結託してパプワ島を襲撃する。最終的に暴走してしまい、シンタロー達が何とかそれを食い止めて以降は深い眠りについてしまう。また、この時の暴走でパプワ島が崩壊しかけるという洒落にならない力を有している。参考までに、ゲームボーイ作品で「マジック総帥とパプワが仮に本気で戦ったらパプワ島は消し飛ぶ」と語られているが、それをコタローは単独で成し得たばかりか、それを止めるにはマジック、サービス、ハーレム、シンタロー、グンマ、キンタローというコタロー以外の青の一族の全員が力を合わせてやっとだったのだから恐ろしい。
続編『PAPUWA』では数年ぶりに突如として目覚め、何かに導かれるように一人で第二のパプワ島へ侵入。しかし難波により早々に記憶を失い、再び暴走することを怖れた赤の番人・リキッドは咄嗟にパンツに書かれた名前に書き足して「ロタロー」という仮名を吹き込まれ、しばらく記憶喪失のまま島で生活を送ることになる。
作中における口癖は「訴えるよ!そして勝つよ!」。
本作では年相応にわがままな性格となっており、家政夫のリキッドや生理的に受け付けないナマモノ・変人に対する辛辣な言葉使いや、「美少年」を自負するナルシスト性、秘石の価値を知るなり大切にし始めるがめつさなど、父や兄に近しいところもみられる。パプワとは齢が近いこともあり友好的で、島での生活を通してかつてのシンタロー同様、精神的に大きく成長する。後にマジックと再会するが、マジックがコタローへの態度を改めていた事もあり無事和解している。
容姿
中性的な顔立ちの美少年で、髪は亜麻色。
「南国少年」の頃は片耳にイヤリングをつけていたが、「PAPUWA」の頃には外れている。