ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

コンフリー

こんふりー

ムラサキ科の外来植物ヒレハリソウの英語名。日本ではかつて健康食品として食べられていたが毒性が知れ渡り、現在ではもっぱら観賞用の草花。
目次 [非表示]

コンフリー編集

ムラサキ科ヒレハリソウ属の宿根草。学名はシンフィツム、和名はヒレハリソウだが、日本ではこちらの名前の方が知れ渡っている。


ヨーロッパ〜中央アジア原産で、初夏に紫色の下向きの花を咲かせる。冬には地上部を枯らすが、春に再び芽吹く。食用として移入されたものが日本各地で雑草化している。


西洋では古くから薬草として用いられ、日本では昭和40年代健康食品としてブームになり、若い葉を天ぷら、おひたし、炒め物などにして食されていた。


しかし、肝機能障害を引き起こすピロリジジンアルカロイドを含んでいることから、常食者の肝不全による死亡例が発生し各国政府は食用を禁止、日本の厚生労働省も2004年に「摂食は避けて」と通知を出した。ただし、日本ではコンフリーによる深刻な健康被害などは知られていない。


食用としてはともかく、可憐な花であり、今でも株が観賞用として出回っていることもある。


外部サイト編集

厚生労働省-シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて

関連タグ編集

ムラサキ科 ハーブ 毒草 有毒植物

関連記事

親記事

ムラサキ科 むらさきか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました