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コンフリー

こんふりー

ムラサキ科の外来植物ヒレハリソウの英語名。日本ではかつて健康食品として食べられていたが毒性が知れ渡り、現在ではもっぱら観賞用の草花。
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コンフリー

ムラサキ科ヒレハリソウ属の宿根草。学名はシンフィツム、和名はヒレハリソウだが、日本ではこちらの名前の方が知れ渡っている。


ヨーロッパ〜中央アジア原産で、初夏に紫色の下向きの花を咲かせる。冬には地上部を枯らすが、春に再び芽吹く。食用として移入されたものが日本各地で雑草化している。


西洋では古くから薬草として用いられ、日本では昭和40年代健康食品としてブームになり、若い葉を天ぷら、おひたし、炒め物などにして食されていた。


しかし、肝機能障害を引き起こすピロリジジンアルカロイドを含んでいることから、常食者の肝不全による死亡例が発生し各国政府は食用を禁止、日本の厚生労働省も2004年に「摂食は避けて」と通知を出した。ただし、日本ではコンフリーによる深刻な健康被害などは知られていない。


食用としてはともかく、可憐な花であり、今でも株が観賞用として出回っていることもある。


外部サイト

厚生労働省-シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて

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ムラサキ科 ハーブ 毒草 有毒植物

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