cv:菊池正美(OVA版)、富樫美鈴(Die Neue These)
概要
銀河英雄伝説にて登場する銀河帝国側の一人。
モーデル子爵家の子息で、リップシュタット戦役の際は門閥貴族軍として幼年学校の生徒であるにもかかわらず上等兵待遇でガルミッシュ要塞に配属する予定だった。
しかし、搭乗していた輸送艦はキフォイザー星域会戦に赴く事になり、さらにその輸送艦隊は味方であるはずのリッテンハイム候の攻撃を受けて壊滅。彼は生き残るが、他に生き残ったのは偶然にも同じ名を持つ副艦長のコンラート・リンザーだけだった。
その後、後を追ってきたジークフリード・キルヒアイスの艦隊にリンザーとともに降伏した。
その後、「ある人(誰なのかは不明だが、彼を保護したキルヒアイスの可能性もある)」の依頼でラインハルトの姉アンネローゼ・フォン・グリューネワルト伯爵夫人が身元保証人として引き取ることになり、彼女が隠棲するフロイデンの山荘で従卒として仕える事になる。その後も彼女に忠誠を尽くし、ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフが山荘近辺の護衛を置く事を依頼しに赴いた際も「どうしてアンネローゼ様をそっとしておいてあげないんですか」「僕たちだけでもあの方を十分守ってさしあげられますよ」と小さく抗議している。(勿論、善意と勇気と責任感からの発言ではあるが、ネット上では「何勘違いしてんの。ろくに実戦経験もないのにどうやって守るの(笑)」と批判されることもある。警備の強化についてラインハルトに代わってアンネローゼに許可をもらいに来たヒルダも「あなたの仕事の領分は決して侵さないし、アンネローゼ様の生活をかき乱さないことも約束するけど、あなた以外にもアンネローゼ様をお守りして差し上げあげたいと思っている人がいることを認めてあげてね」と彼の善意や勇気、責任感を好ましいものと評価しながらもやんわりと抗議を諫めている)
その3年後、ラインハルトとヒルダが結婚する事になると、アンネローゼはフェザーンに赴く事になり、コンラートも同行している。
余談
OVA版のコンラートの声を演じた菊池正美氏は、Die Neue Theseでフェザーンの商人ボリス・コーネフの声を演じている。