概要
後期印象派を代表するフランスの画家。株式取引店に勤めて裕福な暮らしをしていたが、35歳で店をやめ妻子と別れて画業に専念。
始めはカミーユ・ピサロに学び、サンテティスムに魅せられ、独特の象徴主義絵画に到達した。
ゴッホと共同生活し、ゴッホが耳を削ぎ落す原因を作った人物でもある。やがてポンタバン派という青年画家グループのリーダー格となり、象徴主義絵画の旗手の一人としてそれなりの成功をおさめタヒチ島に渡って数々の作品を作る。が、貧困や現地官憲との対立に悩まされ、マルキーズ諸島のヒバ・オア島で不遇と孤独のうちに死んだ。
なおタヒチ時代以降の異国情緒あふれる作品が特に評価されているが、画風は写実ではなく画家の内面が色濃く反映された作品を描いている。
その他
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