概要
「SHADOW SPECTERS」で登場したゴーストリックの1体でモデルは雪女のモンスターカード。
虚ろな目と口元を隠すマフラーが特徴の可愛らしい雪女で、小さな雪うさぎを持っている。妖怪テーマらしい幻想的な雰囲気と萌え要素が合わさったデザインから人気が高く、ゴーストリックでは最も投稿数が多い。
カード性能
効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻1000/守 800
自分フィールド上に「ゴーストリック」と名のついた
モンスターが存在する場合のみ、
このカードは表側表示で召喚できる。
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを破壊したモンスターは裏側守備表示になり、
表示形式を変更できない。
雪女であるがゴーストリックであるため水属性ではなく闇属性である。
ゴーストリックの共通効果に加えて、雪女らしく氷漬けにするからか自身を戦闘破壊したモンスターを裏側守備表示にし表示形式を変更できなくする。
この効果を受けたモンスターはエクシーズ素材やシンクロ素材にできないため実質融合素材にするかリリースするしかなく拘束力は高い。
万能除去のライトロード・ハンターライコウと比べて汎用性では劣るものの相手のフォトン・スラッシャーの特殊召喚を妨害したりと独特の強みもある。
一応、サイバー・ドラゴンや太陽の神官も特殊召喚を封じることは出来ることは出来るのだが、こちらはレベル5。つまり、高確率でアドバンス召喚される。
ただし、自身の効果で特殊召喚が容易なこれらのカードに召喚権を使い且つ損失の出るアドバンス召喚を強要出来た時点で充分な仕事をしたと言える。
だが、肝心のゴーストリックデッキでは軸となるゴーストリック・ハウス影響下では戦闘破壊されにくい上、攻撃を受けるためには表側表示でならなければならず奇襲性が薄れてしまい相性はイマイチで残念ながら採用されることは少ない。ただ、自爆特攻でも表示形式変更などに繋げられるため、全く使えなくはない。
総合するとやや中途半端で能動的に効果が使えるライバルのゴーストリックの魔女より優先されることはあまりないが、単体で機能する点を活かせるのなら是非採用してあげたい。
暗黒界の龍神グラファやマシンナーズ・フォートレスのような、墓地に送ってもすぐに復活してしまうエースモンスターに対しては、裏守備固定は強力なので、こういったモンスターに遭遇したらゴーストリック・マリーから呼び出して、氷漬けにしてあげよう。