概要
咲に宿る人格の一人。咲の身体の本来の人格で、蒼都と最初に出会い、咲のことを蒼都へと託した。咲の管理者を自称し、自らに与えられた目的に忠実で、咲が本来の目的を果たすためにはいかなる障害も排除しようとする。そのため再登場の際には、世界よりも咲を護ろうとする蒼都らと対立する。ただし、顕現できる時間は短いため、そこを突かれて邪魔されることが多い。
実は見かけによらず、ぬいぐるみが好きなどメルヘン趣味な一面も持っていて、コスモスフィアの深層ではその性格が著しく現れる。コスモスフィア内にて展開される設定、『詩天使ミラクルさっきゅん♪』の原案者だが、その物語を書いたことは、本人にとって黒歴史そのもので、その話題に触れられることを物凄く嫌う。食べ物はラーメンやシチューには拘りを見せるほど。あと子供っぽいものも結構好きな方である。
星巡りに使われる『星向き』の名前ともなっている神『咲夜琉命』にちなんだ名を持つが、あちらが『サキヤ』と読むのに対して彼女の名前は『サキア』という差異が存在する。
正体
サキの「身体」の本来の持ち主である。つまり、咲との関係をフィンネルで例えれば「サキアがフィンネルで咲がスズノミア」の関係であるはずだった。しかし、サキアの生まれ持った使命が「咲に身体を譲ること」であり、本人もそれを当然のことと思っていた。そのため、咲の最初のコスモスフィアで世界を崩壊させたのはあらかじめ予定されていたことだった。しかし、アオトの努力により、本来身体を譲り、消滅するはずだったサキアは最終的にサキの中で生き続けることができるようになる。その時、サキアは「サキの姉」として生きることになった。ただ、まじめな性格が災いして妹バカである。
詩魔法「ツァリヴェーラ」
ルネサンス調の衣装を身に包んだ女騎士。身の丈と同じくらいの大型の剣を振り回して敵を蹂躙する。サキアが脱ぐ度彼女は重装備になり、L4になると某ロボゲーに出てくるウィスプのようなものが出現、大剣で二回相手をぶった切った後、そのウィスプっぽいものが剣にエネルギーを集中させ、まるでエンドオブハートのような一撃を撃ちこみ、トドメを刺す。その最後の演出は手に汗握る演出となっている。
コスモスフィアでは元々サキアの精神世界とあって、非常に出番が多く、サキアの事を最優先に考えつつ、つんけんとした態度でアオトに接する。最終的にアオトに「学園モノによくいる、後輩女子に人気のある大人な先輩が好きな奴」と称された。だいたいあってる。