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概要

和名サトセナガアナバチ
別名セナガアナバチアカアシセナガアナバチ
学名Ampulex dissector
分類膜翅目 細腰亜目(ハチ亜目) ミツバチ上科 セナガアナバチ科 セナガアナバチ亜科 セナガアナバチ属
体長14~18mm
分布域日本(関東以南の本州・四国・九州・対馬・屋久島・種子島)、朝鮮半島、台湾、中国、インド、スリランカ、東南アジア

セナガアナバチ科に分類されるの一種。

金属光沢を持った青緑色の美しい体色が特徴。

成虫は5月~10月頃に見られ、年2・3化性。

幼虫の餌にゴキブリの幼虫を狩るため、益虫扱いされている。

狩る対象種はクロゴキブリヤマトゴキブリトビイロゴキブリワモンゴキブリコワモンゴキブリなど。

林縁や公園、農地などでゴキブリを狩る様子が見られるが、屋内にいるゴキブリを狩るために家屋や飲食店などに侵入することも多い。

成虫は樹液アブラムシカイガラムシの甘露を飲む様子が観察されている。

在来種とされているが、古い時代に侵入した外来種の可能性も指摘されている。

刺されると普通に危険なので、不用意に掴んではいけない。

このハチは生息数自体はあまり多くない種類なのだが、ゴキブリの密度が高い人家付近で密度が高いため見ることは難しくない。

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